Apple Computerから登場予定の新型iMacにはG5プロセッサが搭載される。同社が7月14日明らかにした。
ピーター・オッペンハイマーCFOはアナリスト向けの説明会で、9月に出荷予定のiMacにはG5を採用すると確認。出荷の遅れはG5の供給上の問題によるものだと言い添えた。G5はIBMがニューヨークで製造している。
「当社は未発表の製品についてはコメントしないのが普通だが、現状について説明しておく必要があると考えた。新型iMacのCPUはG5になる。予定通りに新型iMacを投入するために必要なG5プロセッサの供給を確保できなかった。現在では9月に発表と出荷を計画している」
こうした事態についてAppleは「非常に遺憾」に思っていると同氏。
「IBMの供給問題は、業界にとっての供給問題だ」と同氏は言い、90ナノメートルの製造プロセスへの移行は予想したほど順調ではなかったと指摘。「IBMにはこうした問題の解決で進展が見られる」と語った。
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