AMD、90ナノプロセッサを顧客に向けて出荷

» 2004年08月14日 09時19分 公開
[ITmedia]

 米AMDは90ナノメートル製造プロセスのノートPC用プロセッサを、顧客向けに出荷しつつある。Goldman Sachsのアナリストが8月12日発行のリサーチノートで伝えた。

 AMDのヘクター・ルイズCEOは、Goldman Sachsのアナリストと先日面談した折、90ナノプロセスのノートPC用プロセッサの出荷を始めたと語ったという。Goldman Sachsのリサーチノートによると、1カ月以内にデスクトップ用プロセッサが、またその後にサーバ用プロセッサが続くという。

 AMD広報は90ナノプロセスのプロセッサについて、7〜9月期中の提供開始という計画に変わりはないと語っている。

 半導体メーカーがPCメーカー顧客向けにプロセッサを出荷開始した日から、それを搭載した製品の発売日までのリードタイムは4〜6週間程度。PCベンダーは通常、需要を満たせる十分な量のプロセッサを確保できるまでは製品の発売に踏み切りたがらない。

 AMD初の90ナノプロセス採用モバイルプロセッサはコードネームで「Oakville」と呼ばれている。AMDのサイトに掲載された公開ロードマップによると、OakvilleはモバイルAthlon 64アーキテクチャをベースとした低電圧プロセッサとなる見通し。一方、デスクトップAthlon 64の90ナノ版のコードネームは「Winchester」だ。

 プロセスルールの世代交代では常にいえることだが、90ナノプロセスへの移行は数社の半導体メーカーにとって、険しい道のりとなっている。Intelは1〜3月期にデスクトップとモバイルの両プロセッサで生産の遅延を余儀なくされたが、今では、同社の予想以上に機能するプロセッサを生産しつつある。IBMは、PowerPC 970FXを90ナノプロセスに持ち込むのに1年にわたって苦労し、これが同社の顧客Appleの一部製品のリリースの遅れを招いている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年03月14日 更新
  1. きょう発売の「MacBook Neo」、もうAmazonで割安に (2026年03月11日)
  2. 新品は絶滅、中古は高騰──「令和にMDを聞きたい」と願った筆者が、理想の再生環境を整えるまでの一部始終 (2026年03月13日)
  3. M5 Max搭載「14インチMacBook Pro」がワークステーションを過去にする 80万円超の“最強”モバイル AI PCを試す (2026年03月13日)
  4. セールで買った日本HPの約990gノートPC「Pavilion Aero 13-bg」が想像以上に良かったので紹介したい (2026年03月11日)
  5. 12機能を凝縮したモニタースタンド型の「Anker 675 USB-C ドッキングステーション」が27%オフの2万3990円に (2026年03月11日)
  6. 3万円超でも納得の完成度 VIA対応の薄型メカニカルキーボード「AirOne Pro」を試す キータッチと携帯性を妥協したくない人向け (2026年03月12日)
  7. ワコム上位機に肉薄? 10万円で18.4型4K! 高コスパ液タブ「GAOMON Pro 19」の長所と弱点 (2026年03月13日)
  8. 「MacBook Neo」を試して分かった10万円切りの衝撃! ただの“安いMac”ではなく絶妙な引き算で生まれた1台 (2026年03月10日)
  9. 高音質・良好な装着感・バッテリー交換式――JBLのフラッグシップ「Quantum 950 WIRELESS」は妥協なきヘッドセットか (2026年03月12日)
  10. 10万円切りMacが17年ぶりに復活! 実機を試して分かったAppleが仕掛ける「MacBook Neo」の実力 (2026年03月10日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年