きょうは64MバイトメモリのASUS「Extreme N6200TC256/TD/64M」に逆襲されたグラフィックスカード(1/2 ページ)

» 2005年02月08日 22時19分 公開
[長浜和也,ITmedia]

 ビデオメモリを節約してコストを削減する新世代バリュークラスGPU「GeForce 6200 with TurboCache」を 前回NVIDIAのリファレンスカードを使ってレビューした。

 しかし、いかんせん、最小構成とも言うべきビデオメモリ16Mバイト搭載モデルだったため、パフォーマンスは旧式コアを搭載したライバルのRADEON X300やNVIDIA陣営旧式ミドルレンジGPUのGeForce PCX5750にも及ばない、今ひとつさえない結果に。

 GeForce 6200 wTCを搭載した製品もいくつか市場に登場しているが、ローカルにもつビデオメモリの容量は16Mバイトから32Mバイト、64Mバイトと多様。NVIDIAはPCI Expressとその先にあるメモリバスの太い帯域幅によって「3DMark03では競合製品に優るパフォーマンスを出す」と説明している。

 とはいっても、16Mバイト搭載モデルのパフォーマンスを見る限りは、足りない分をメインメモリから拝借したがためにパフォーマンスががっくりと落ち込んでいるのを否定できない。手元にビデオメモリをたくさん用意して、メインメモリの世話になる機会が少なくなれば、GeForce 6200 wTCのパフォーマンスは、飛躍的に向上するのではないだろうか。

 この疑問を検証するために、ローカルにビデオメモリ64Mバイトを搭載したASUS「Extreme N6200TC256/TD/64M」(N6200TC256)を使って、再度ベンチマークをまわしてみることにした。

Extreme N6200TC256/TD/64Mはロープロファイルでファンレスと、見た目は小さな静音マシンにもってこい。ただし、ヒートシンクから発生する熱は(キャリブレーションが取れていない簡易測定で)室温摂氏27度の状態でチップ温度は69度〜70度前後。もし、キューブPCなどに組み込む場合は筐体内の冷却にも十分注意したい
N6200TC256はビデオメモリを4チップ実装。搭載していたのは「K4D261638F-TC36」で2.5ボルト動作、転送レート550Mbpsの128Mビット

 なお、繰り返しになるが、NVIDIAはメインメモリを利用するGeForce 6200 wTCの性格上、バスやメモリを制御するチップセットがパフォーマンスに影響を及ぼすため、「nForce 4」(とメインメモリコントローラを持つAthlon 64)を使うほうが、性能は向上すると説明している。

 GeForce 6200 wTCが発揮するパフォーマンスの絶対値を検証するなら、NVIDIAの説明に従ったほうが賢明なのかもしれないが、今回の記事では「ローカルにあるビデオメモリ容量の影響」を検証するので、前回行ったGeForce 6200 wTC16Mバイトモデルと条件をそろえるために、今回もインテルベースのシステムで評価を行っている。

ベンチマークシステム環境(その1)
CPUPentium 4/540(3.2GHz)
マザーボードAopen i915Gm-I
メモリPC3200/512MB×2ch
HDDST3160023AS
OSWindows XP Professional +SP2

 ただし、ドライバのバージョンはASUSのパッケージに同梱されている「ForceWare 71.22」を適用した。そのため、ドライバによるパフォーマンスの違いがベンチマークの結果に影響している可能性を考慮しなければならないだろう。

3DMark05 Score

3DMark03 Score

3DMark03 GT1

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年02月22日 更新
  1. 16GB版と8GB版のすみ分けが進むRTX 5060 Ti――HDD「完売」報道の影響は? 今週末のアキバパーツ事情 (2026年02月21日)
  2. マウスの概念が変わる! ロジクールG「PRO X2 SUPERSTRIKE」が切り開く“身体感覚”と直結する新たなクリック体験 (2026年02月18日)
  3. モニター台とドッキングステーションが合体した「Anker USB-C ハブ 10-in-1 Monitor Stand」が28%オフの1万7990円で販売中 (2026年02月20日)
  4. ルンバが日本のために本気を出した! 「Roomba Mini」が示す“小が大を兼ねる”新基準とは (2026年02月21日)
  5. 上下2画面で作業効率を大幅に高める「InnoView デュアル モバイルモニター」が36%オフの2万8212円に (2026年02月20日)
  6. 「UGREEN ワイヤレスHDMI送受信機」が25%オフの8999円に (2026年02月19日)
  7. 内蔵タッチパッドが変形する「EWiN 折りたたみワイヤレスキーボード」が24%オフの5319円で販売中 (2026年02月20日)
  8. 微細な造形を圧倒的な解像度で実現する3Dプリンタ「ELEGOO Saturn 4 Ultra 16K」が20%オフの7万2798円に (2026年02月20日)
  9. ホール効果スティックで高耐久、精密な操作を実現する「BIGBIG WON BLITZ2 TMR コントローラー」がセールで9027円に (2026年02月19日)
  10. 繰り返し使える「充電式カイロ」5製品を試す そもそもリチウムイオン電池内蔵で温めても大丈夫? (2026年02月20日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年