壊れ・かけの――HDDを「JHMP-2500S」で生PEGメディアプレーヤー化してみた週末アキバPick UP!レビュー(1/2 ページ)

» 2005年05月13日 10時00分 公開
[古田雄介(アバンギャルド)&ITmediaアキバ取材班,ITmedia]

 昨年暮れ、サブ用途で使用しているノートPCのHDDからカチカチカチカチッと異音が聞こえるようになり、すぐに新品のHDDへ換装した。

 この古いHDD、“壊れかけ”と言えども一応まだ使えると思われるものなので捨てずに取っておいたのは貧乏ちっくで恐縮なのだが、半分忘れかけた頃「あ、あの“壊れかけ”で試してみよう」と思えるアイテムを発見した。それが今回導入した、恵安による自作本舗ブランドの外付け2.5インチHDDケース「JHMP-2500S」だ。

photo 恵安・自作本舗ブランドの「JHMP-2500S」。実売価格は9000円後半(ITmedia Shoppingで最安値をチェックする)

 JHMP-2500Sは、9.5ミリ厚以下ならどのメーカーの2.5インチHDDでも装着できるとしている、USB接続対応のHDD外付け化ケースだ。USB2.0ポートの隣にAV-OUTとアナログVGA出力端子を備えており、HDD内の動画や音楽・画像データを家庭用TVへ再生できるのが最大の特徴となる。もちろん“壊れかけ”HDDなどではなく、正常なHDDで使用するのが望ましい。

photo 側面にはUSB端子の横にAV-OUTとVGA出力端子が並ぶ。付属のケーブルを使って出力機器に直接接続する

 再生に対応する動画はMPEG-1/2/4とDivX。音楽データはMP3、画像はJPEG。単に外付けHDDとして使用する場合にはNTFSでも使用可能だが、AVデータを出力する場合はFAT32である必要がある。ちなみに今回、富士通製10Gバイトモデル「MHM2100AT」を搭載した。

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photo HDD装着スペースの裏側にESS製のデコードチップ「Vibratto ES6168FA」が搭載されている。長時間続けて動画を再生していると、チップ周辺がカイロなみ熱くなるので注意しよう

使いやすさはほどほどだが、画質はイマイチ……かな

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