5月25日、デュアルコア搭載のワークステーション向けCPU「Opteron 265」と同270、275が登場、翌日の26日にはインテルの正式発表より1日早く「Pentium D 820」の販売が始まったアキバ。AMDのコンシューマ向けデュアルコアCPU「Athlon 64 2X」も「早ければ6月中旬の入荷が期待できる」(ドスパラ秋葉原本店)という話も聞かれ、来月以降も新CPUの話題が注目を集めそうだ。
Pentium Dの登場で、関連パーツにも新プラットフォームラッシュが来ている。対応チップセットのIntel 945/955系を搭載するマザーボードが、インテルやギガバイト、ASUSなどから登場同日より立て続けにリリースされた。これらは1万2000円台のモデルもあり、いきなり“そこそこ買いやすい”価格帯で店頭に並んでいる。
なお、同じくデュアルコアCPU対応をうたうnForce 4系マザーは、各ショップの検証により「現時点ではPentium D 820が認識できない」とされている。上位のCPUに対応するかは今のところ不明だ。
Pentium Dを搭載可能なマザーは「ATX12ボルト Ver.2.01」以降に対応した電源ユニットでしか給電できない。PrescottoコアCPUが登場した当時の電源では旧バージョンとなり、新CPU搭載のマシンを組むには電源ユニットも対応する最新モデルに替える必要がある。そのためかこの5月末には、旧バージョンの電源が特価で販売されている光景もかなり目に付いた。
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