「おとうさん、ぱそこん買って」──家庭用途でも使えるシンクライアント「nX-STATION」(1/4 ページ)

» 2005年06月24日 04時41分 公開
[石川ひさよし,ITmedia]

 最近、個人情報保護法と企業内におけるセキュリティ対策が急激に進行しているためか、シンクライアントという言葉をよく耳にする。

 シンクライアントとは、Thinなクライアントつまり最小限の機能に抑えたクライアント(PC)から、サーバ側のアプリケーションやデータを利用するといった利用形態となる機器を差す。

 今回これを、オフィスユースではもちろん、家庭内でも気軽に構築できるシンクライアント機器がグラフィックカードで知られるエルザジャパンから登場した。それが「nX-STATION L100」である。

photo エルザジャパン「nX-STATION L100」。実売価格は2万5000円前後(ITmedia Shoppingで最安値をチェックする)。本体は216(幅)×160(奥行き)×40(高さ)ミリとちょうどDVDボックス程度の面積。電源スイッチが本体上部に設置されているため上に物を置くことはできないが、一応縦置き横置きどちらも可能。そしてファンレスでノースピンドルの無音仕様となっている

 このnX-STATION L100は、製品紹介に「低コストでリモートアクセス環境を提供します」とあるように、正確にはWindows XPのリモートアクセス機能を活用することで、ネットワーク接続されたクライアント端末、つまりnX-STATION L100からホストPCを操作できるというものだ。

 nX-STATION L100には一般的なPC用のCPUやHDD、メモリなどは搭載されない。考え方としては、PC切り替え器で1台のPCを共有するといったことに似ており、それをLAN接続でリモートアクセスができるといった感じだろうか。同社はこの機能を「UTMA(Ultra Thin Multi-Access」と呼んでいる。

photo アクセスランプが用意されており、Power、LAN、ReadyといったステータスLEDがある。動作中は青く光る

 搭載インタフェースには、アナログVGAポート、100BASE-TX LAN、PS/2キーボード、PS/2マウス、スピーカー出力端子が備わっている。出力解像度は、640×480、800×600、1024×768、1280×1024ドット、画面色は最大16ビットカラーまでとなっている。

photo インタフェース類は背面に集中している。といっても搭載されているのは必要最小限で、スピーカー、PS/2キーボード、PS/2マウス、100BASE-TX LAN、アナログVGA出力の5つのみ

今どきのシンクライアントという機器の性格上、USB端子がない

       1|2|3|4 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月24日 更新
  1. 若者向けのカラフルな新「Dell 14S」が日本上陸 11月1日まで4.5万円引きの14万9800円から (2026年10月22日)
  2. “置き場所に困る”大容量ポタ電の壁を打破! 冷蔵庫を3日動かすEcoFlow「DELTA Gen4」シリーズが日本上陸 (2026年10月23日)
  3. 折りたたみ型から薄型まで! スマホやタブレットで“本気”の文字入力に使える持ち運び用キーボードを選ぶコツ (2026年10月23日)
  4. FCCLが「FMV Keyboard X」の一般販売を開始 ハイスペックマウス「FMV Mouse X」も同時発売 (2026年10月22日)
  5. 「iPhone Duo」を1週間使って分かった、全部盛りではない“上質さ” 心地いい開閉ヒンジの内部を見るために“非破壊検査”してみた (2026年10月21日)
  6. 「Galaxy Watch9」を1週間使って分かったこと Pixel Watchと比べた使い勝手は? (2026年10月23日)
  7. スマホは「バッグの中」から「外」へ AULUMUのスリングバッグ2種で移動時のプチストレスを解消した (2026年10月22日)
  8. PFUから33万円キーボード「HHKB Professional Elite」登場! 英語配列のみで有線特化の“原点回帰” 全世界300台限定 (2026年10月22日)
  9. 約22万円の新型「Mac mini」で初めてのローカルAI体験 ストレージの価格高騰対策にピッタリかも (2026年10月20日)
  10. 14型モバイルノートPC「FMV Note U」に新モデル登場 約634gモデルに加えて「ゴジラ-0.0」コラボモデルも (2026年10月22日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー