米Googleは1月12日(現地時間)、iOS端末からWindowsやMacのデスクトップにアクセスできるリモートデスクトップアプリ「Chrome Remote Desktop」を米AppleのApp Storeで公開した。Android版の公開から約9カ月遅れての公開になった。
Chrome Remote Desktopは、Chrome上で生成するワンタイムのアクセスコード(PIN)を入力することでリモートのPC、Mac、Linux(β)に接続し、操作できるようにするサービス。PINの他に、Googleアカウントを使うことでセキュアな接続を可能にするというものだ。2011年10月にWindows PC、Mac、Linux版ChromeブラウザおよびChromebookの拡張機能として公開され、昨年4月にAndroidアプリ版が公開された。
ホスト側のChrome Remote Desktopでアクセスを許可する設定が済んでいれば6桁以上のPINを生成し、iOS端末側からはこのパスコードを入力することで、端末の画面でPCやMacをリモートで操作できる。
ホスト側で共有設定にしてあれば、他のユーザーにも一意のワンタイムPINでアクセスを許可できる(Chromebookはまだできない)。
基本的な使い方はGoogleのヘルプ(日本語)を参照されたい。
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