PCパーツショップの“インスタ映え力”が向上中古田雄介のアキバPickUp!(2/4 ページ)

» 2018年03月26日 12時38分 公開

遅れてきた優等生マイニングマザー「GA-B250-FINTECH」

 先週はマザーボードの新製品に目玉が多かった。なかでも取り扱いショップが多かったのが、GIGABYTEのB250モデル「GA-B250-FINTECH」だ。12基のPCIeスロット(x16 1基とx1 11基)と汎用4ピンの12V補助電源を備えたATXマザーで、税込み価格は1万7000円前後。3台の電源ユニットをつなぐ「3 in 1ケーブル」と、電源スイッチとリセットスイッチを追加できる小型基板を付属しているのが特徴だ。

GIGABYTE「GA-B250-FINTECH」

 入荷したドスパラ秋葉原本店は「電源ユニットを追加したり、基板剥き出しでも運用しやすかったりと、細かなところまで手が届くマイニングマザーという印象です。惜しむらくはもう少し早く登場してくれたら……」と話していた。

付属の電源連動ケーブルとパワースイッチ基板

 マイニング系パーツの売れ行きは、ここ半月ほどで「かなり落ち着いた」というコメントを聞く。別のショップは「グラフィックスカードの高騰で国外から買い手が減って、コインチェック騒動のあたりでご新規さんの潮が引いた感があります。そういう表面上の動きとは無関係に脈々と掘り続けている方もいらしゃいますが、ブームの担い手はかなり減った印象です。GA-B250-FINTECHはそこに出てきましたからね。一言。遅いよ、と言いたいです」と素っ気なかった。

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