自然エネルギーの固定価格買取制度が始まり、さまざまな業種から太陽光発電事業への参入が相次いでいる。九州の私鉄である西日本鉄道は、同社の工場の屋根を利用して太陽光発電事業に参入すると発表した。
西日本鉄道は太陽光発電事業に参入することを明らかにした。同社が保有する西鉄天神大牟田線の筑紫工場の屋根に出力500kWの太陽光発電パネルを設置する(図1)。面積にすると4000平方メートルになる予定。
同社によると筑紫工場は日当たりがよく、影の影響を受けることが少ないことから、太陽光発電パネルを設置する施設として選定したという。
太陽光発電システムの設置工事は2013年3月に開始し、同年の10月から発電システムの運用を始める予定。年間発電量はおよそ490MWhになる見込み。これは一般的な住宅が使用する電力にして、140戸分に当たるという。
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