9月4日（火）−東日本の需給率が高めに、中部の需給率が92％突破：全国でんき予報2012夏

各社の電力需給率予測を前日と比べると、4社が増加すると予想している。最大供給電力は、6社が増加させる予定だ。全体的に供給力は上がり、需給率が安定する地域が増えるが、中部で需給率が90％を突破する。

[スマートジャパン]

　4日（火）の最大需要電力を前日と比較すると、4社が増加すると見ている。特に、東京は70万kW増の4470万kW、中部は120万kW増の2380万kWと大きく増加すると予想している。一方、東北、北陸、中国の3社は減少と予想し、北海道と四国の2社は変化なしと予想している。

　最大供給電力を見ると、6社が前日よりも引き上げる。特に、中部が95万kW増の2582万kWと大きく引き上げる。北海道が16万kW増の511万kW、東京が10万kW増の5151万kW増とするほかは、中国、四国、九州の3社が微増、東北が前日と変化なしとしている。

　各社が最大供給電力を多めに見積もったため、供給力不足となる地域は減る。しかし、中部の需給率は92.2％に達する。さらに、東日本の需給率は90％近くになる。

9月4日の電力需給予測。各電力会社がWebサイトに掲載したデータから

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