LED照明の実際の消費電力を確認できるデモを実施中LED照明

CEATEC JAPAN 2012の三菱電機ブースには、発足したばかりの照明器具会社「三菱電機照明」の製品の展示もあった。LED照明の実際の消費電力を分かりやすく見せるデモを実施するなど、新会社の製品をアピールしていた。

» 2012年10月03日 13時15分 公開
[笹田仁,スマートジャパン]

 三菱電機照明は三菱電機のブースにLED照明の新ブランド「MILIE(ミライエ)」と、その製品をアピールするコーナーを設けている(図1)。

図1 三菱電機照明の展示コーナー

 展示しているのは直管形LEDランプと各種LED電球だが、ただ点灯させているだけではない。LED電球を設置してあるところにはスイッチがいくつか設置してあり、操作することで点灯、消灯させることができる。消灯状態から点灯させることで、どれくらい明るいのかが分かりやすくなる。

 さらに、調光用のダイヤルも設置してある。ダイヤルを操作すると、展示してあるLED電球の中から、調光可能なものの明るさが変化する。

 直管形LEDランプの展示には、さらに工夫がしてある。4種類のランプが展示してあり、それぞれのランプを点灯/消灯させるスイッチが付いている。スイッチを操作して、点灯するランプの本数を変えると、その時点で消費している電力が分かるようになっているのだ(図2)。

図2 点灯させているランプが消費している電力を常時表示するようになっている

 LED照明はカタログだけを見ていても、どれくらい明るいのか、どのような色で光るのかということは完全には分からない。消費電力もカタログ値はおおよその目安にはなるが、実際は多少異なるということもある。実際にLED照明を試してみたい人にお勧めしたい展示だ。

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