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» 2015年03月24日 16時00分 UPDATE

電力供給サービス:新電力に必要なITシステム、料金計算や顧客管理を丸ごと実現

関電システムソリューションズは2015年3月、新電力向け顧客情報管理システム(CIS)である「NISHIKI」の提供を開始した。顧客管理、料金計算、収入管理、ポータルと呼ぶ4つのサブシステムからなり、個々のサブシステムごとに導入することも可能。

[畑陽一郎,スマートジャパン]

 関電システムソリューションズは2015年3月18日、新電力向け顧客情報管理システム(CIS)である「NISHIKI」の提供を開始した。「1300万件の契約がある関西電力のCISのノウハウをパッケージにまとめたものだ。数千から1000万件規模までの顧客を管理できる。(2016年4月の電力自由化以前の)2015年内に納品が可能だ」(関電システムソリューションズ)。

 オンプレミス型の他、同社のクラウドサービスを利用した導入も可能。クラウドサービスを利用する場合、料金体系は顧客規模(エンドユーザーの数)に応じたものだという。

 顧客管理、料金計算、収入管理、ポータルと呼ぶ4つのサブシステムからなり、個々のサブシステムごとに導入することも可能。送配電事業者、広域機関などの外部機関・周辺システムとのインタフェースを標準機能として備えている。

yh20150324Kandenss_system_556px.jpg 図1 NISHIKIの機能 出典:関電システムソリューションズ

電力CISに必要な機能を網羅

 図1に4つのサブシステムとそれぞれのサブシステムの機能の概要を示した。顧客管理機能は、導入企業がエンドユーザーからの電気利用契約を受け付け、問い合わせを管理する機能を備える。導入企業が送配電事業者と託送契約を結んだ後の情報連携もできる。

 料金計算機能では導入企業が電力を購入する際に送配電事業者から提供される電力使用量を管理する他、30分ごとにエンドユーザーの料金を計算する機能もある。「導入時に料金メニューのカスタマイズを当社が請け負う他、導入企業が導入後、自ら料金単価などを設定することもできる」(関電システムソリューションズ)。

 収入管理機能では、口座振替の他、クレジットやコンビニ支払いの請求データを作成し、入金管理ができる。電力の販売実績を集計し、会計システムや事業者間生産データを作成する。

 ポータル機能はエンドユーザーがWeb画面から操作するもの。エンドユーザーごとに電気料金や使用料を見える化でき、契約の申し込みや問い合わせも可能。

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