ニュース
» 2015年04月20日 07時00分 UPDATE

自然エネルギー:沖縄南部に出力1MWのメガソーラー、環境教育への活用も推進

沖縄県南部に位置する糸満市内の遊休地に、出力約1039kWのメガソーラー「糸満ソーラーウェイ」が完成した。琉球国際航業が建設を担当し、一般家庭で約350世帯分に相当する電力を供給する。今後は同施設を環境教育にも活用していく方針だ。

[長町基,スマートジャパン]

 日本アジアグループのグループ会社である琉球国際航業が、2014年11月から沖縄県南部に位置する糸満市に建設を進めていた太陽光発電所「糸満ソーラーウェイ」(図1)が完成した。糸満市内の約1万2000平方メートルの遊休地を活用している。ソーラーパネルはサンテックパワー製、パワーコンディショナーは日立製作所製を採用しており、出力は1039kW。一般家庭で約350世帯分に相当する電力を供給する。同発電所の設計・調達・建設行うEPC事業者は協和エクシオで、発電電力は全て沖縄電力に売電する。

rk_150417_ajia01.jpg 図1 沖縄県糸満市に完成した「糸満ソーラーウェイ」

 琉球国際航業は日本アジアグループ傘下の国際航業が、沖縄県内の事業に注力する法人として2008年に設立。国際航業の持つ地理空間情報の高度な分析技術とノウハウを活用し、環境やエネルギー、防災減災、アセットマネジメントの視点から、行政政策の立案や社会インフラの整備・運用の総合コンサルティングを行っている。

 琉球国際航業は、沖縄県内の自治体が進める持続可能な未来のまちづくりに向けたプロジェクトのパートナー企業として、太陽光発電などの分散型エネルギーシステムの設置、運営にも取り組んでいる。今回完成した糸満ソーラーウェイの建設はその一環となる。今後は地元地域への経済効果の検討や、糸満ソーラーウェイを活用した環境教育の実施など、まちづくりに貢献していく方針だ。

 日本アジアグループは、再生可能エネルギーの普及を目指すグリーンエネルギー事業として、太陽光発電所の開発における企画から資金調達・建設・管理運営までを一貫して行っている。2010年に完成した、宮崎県児湯郡にあるリニアモーターカーの実験用線路を活用して太陽光発電を行う「宮崎ソーラーウェイプロジェクト」を皮切りに、国内外でメガソーラーの建設を積極的に推進してきた。

 同社が手掛けたその他の太陽光発電所では、2015年1月から出力約2.3MW(メガワット)の「上越柿崎ソーラーウェイ」(新潟県上越市)が、同年3月から出力約2.4MWの「行田ソーラーウェイ」(埼玉県行田市)が発電を開始している。同年4月21日には糸満ソーラーウェイに続き、出力約13MWのメガソーラー「足柄大井ソーラーウェイ」(神奈川県大井町)の完成式典を行う予定だ。この他に2015年上期の完成を目指し、出力約20MWを予定している「名取ソーラーウェイ(仮称)」(宮城県名取市)の建設も進めている。

Copyright© 2016 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.