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» 2018年03月22日 13時00分 公開

自然エネルギー:トヨタが燃料電池フォークリフトを20台導入、エンジン式の代替に動く

トヨタ自動車は、同社工場に豊田自動織機製の燃料電池フォークリフトを20台導入するとともに、同工場内にフォークリフト専用の水素ステーションを新設した。今回の導入により、同社工場への燃料電池フォークリフト合計導入台数は22台となる。

[長町基,スマートジャパン]

 トヨタ自動車は、同社元町工場(愛知県豊田市)に豊田自動織機製の燃料電池フォークリフト(FCフォークリフト)を20台導入するとともに、同工場内にFCフォークリフト専用の水素ステーションを新設したと発表した。

元町工場の水素ステーションとFCフォークリフト(クリックで拡大) 出典:トヨタ自動車

 今回の導入により、2017年1月に元町工場へトヨタとして初めて導入した2台のFCフォークリフトと合わせ同工場への導入台数は合計22台となる。

 水素を燃料として発電、稼働するFCフォークリフトは、稼働時にCO2や環境負荷物質を排出しない優れた環境性能と、3分程度で燃料充填(じゅうてん)が完了するなど高い利便性を備える。さらに、外部給電機能により災害などの非常時に電源としても活用が可能だ。

 豊田自動織機のFCフォークリフトは2016年秋より販売を開始し、環境省・経済産業省連携事業の「水素社会実現に向けた産業車両の燃料電池化促進事業」を活用して導入が可能。トヨタ自動車「MIRAI」と同じ燃料電池セルを利用しており、2.5トンの積載・運搬に対応する。豊田自動織機が定めた電動フォークリフト稼働時間測定方法により算出した稼働時間は8時間。

FCフォークリフト 出典:豊田自動織機

 トヨタは、「トヨタ環境チャレンジ2050」の「工場CO2ゼロチャレンジ」の達成に向けて、低CO2生産技術の開発・導入や日常のカイゼン活動に加えて、工場での再生可能エネルギーや水素利用に取り組んでおり、今回のFCフォークリフト導入もその一環となる。

 今後も、工場CO2ゼロチャレンジの実現に向け現在使用しているエンジン式フォークリフトをFCフォークリフトに置き換える方針で、2020年頃までに元町工場へ170〜180台のFCフォークリフトを導入する予定だ。さらに、同工場以外の工場においてもFCフォークリフトの導入・利用を推進するという。

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