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» 2018年11月20日 09時00分 公開

蓄電・発電機器:57%省スペース化した新型パワコン、オムロンが住宅太陽光向けに

オムロンが住宅太陽光発電向けの新型パワコンを発表。従来比57%の省スペース設計が特徴で、高効率な太陽光パネルの導入ニーズにも対応する。

[スマートジャパン]

 オムロンは2018年11月から、住宅太陽光発電向けの単相パワーコンディショナーに、施工性向上と総発電量アップを両立したマルチ入力タイプの「KPR-Aシリーズ」を追加した。マルチ入力型のパワコンは、国内の住宅で多く見られる寄棟屋根に対応し、屋根の形状に合わせた枚数の異なるパネルを回路ごとに入力設定することができることから、一括入力タイプでは必要となる昇圧ユニットや接続箱が不要となり、システム設計の自由度が格段に高まるという特徴がある。

 近年、「ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」への対応などから、より小さな面積でより効率的に発電する高出力の太陽光パネルを搭載するニーズが高まっている。また、直射日光の当たらない住宅の北側の壁面は室外機などでスペースが限られてしまうため、より省スペースに設置できるパワーコンディショナーが求められているという。

新製品の設置イメージ 出典:オムロン

 KPR-Aシリーズは、これらのニーズに対応し、施工性向上と総発電量アップを両立したマルチ入力型パワコン。出力4.8kW(キロワット)と5.6kWの2モデルを展開する。サイズは450×562mm(ミリ)と、従来比57%の省スペース設計を実現した。機器左右の離隔距離を従来機(KP-R)の15cmから3cmに削減したことで、2台設置の場合でも幅1mのスペースにおさまり、住宅北側の限られた場所にも設置が可能という。

 さらに、2018年4月に発売し、好評を得ているという野立て太陽光発電専用パワコン「KPVシリーズ」の小型軽量化を継承。従量は従来機比68%減の19.5kgで、設置作業も1人で行えるという。

 加えて、太陽光パネルからの入力電流値を最大12Aに拡大することで、高効率化が進む太陽光パネルに対応する。電力変換効率は業界最高水準の96%を実現。併せて最大変換効率97.1%、朝夕や曇りなどの低出力時(500W程度)でも95.4%の変換効率を達成した。価格はオープン価格。販売目標は発売3年間で6万台を見込む。

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