コロプラは5月7日、新作スマートフォン&PCゲーム「神魔狩りのツクヨミ」(じんまがりのつくよみ、iOS/Android、Steam)のサービスを始めた。ジャンルは「カード創造ローグライク」としており、カードゲームとローグライクゲームを掛け合わせたもの。最大の特徴として、AIによる“オリジナルカードの生成システム”を備えている。
「真・女神転生」シリーズや「ペルソナ」シリーズなどのゲーム制作に携わってきた金子一馬さんがコロプラ入社後に初めて手掛ける新作ゲーム。プレイヤーは、複数の主人公を操り、プレイごとに内部構造や出現するカード・アイテムが変化するダンジョンに挑む。ダンジョンではさまざまなイベントが発生し、都度選択を迫られる。
同作には「オリジナルカード創造システム」を搭載。ゲーム中、画像生成AIで作成したオリジナルカードを入手できる。カード生成は同作独自のAI技術「AIカネコ」が行い、ダンジョン探索中にプレイヤーが選んだ選択肢を見定めた上で“世界で唯一つのオリジナルカード”を作り出すという。
なお、オリジナルカード創造システムで作ったカードの一部は、今後のアップデートで“追加の公式カード”として実装予定。追加カードは、プレイヤー投票や金子さん主催で定期開催予定のコンテストなどで選出。選ばれたカードをリファインして、ゲーム内に実装するとしている。
コロプラは2024年12月、画像生成スタートアップの英Stability AIとパートナーシップになると発表。画像生成AIをゲーム作りに活用する方針を示していた。
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