生成AIの利用率は10代が最も高く、約6割――LINEヤフーが7月22日に発表した調査で、こんな結果が出た。10代の用途は「勉強や学習のサポート」が1位で、7割近くに上った。
全国の15〜69歳の男女のLINEユーザーを対象に6月、スマートフォンで調査し、3149件の有効回答を得た。
全体の生成AIの認知度は9割強。現在利用率は3割強。
年代別では、10代の現在利用率が6割弱で最も高く、利用経験率は7割台半ばとなった。年代が上がるにつれて「知っているが、使ったことはない」の割合が高くなる傾向があった。
生成AIの活用方法では、全体で「検索や調べもの」が6割強で1位。2位以降は「文章の作成や要約」「アイデア出し」「勉強や学習のサポート」が4割前後で続いた。
利用サービスはすべての年代でChatGPTが1位で、利用率は7割台半ばだった。「Gemini」「Microsoft Copilot」が2割台で続いた。
日本の個人の生成AI利用率は27% 中国81%、米国69%と大きな差 情報通信白書
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