内閣府は12月26日、生成AIと知的財産権の保護に関する規制案、通称「プリンシプル・コード(仮称)」のパブリックコメントの募集を始めた。
これは、内閣府の「AI時代の知的財産権検討会」が、AI事業者(生成AIの開発者と提供者)が行うべき透明性の確保や、知的財産権保護のための措置の原則を素案としてまとめたもの。
「AI事業者コーポレートサイトで使用モデルの名称や設計仕様、AIのトレーニング法、学習データの種類などを開示する」などと、生成AIサービスの基本情報を誰にでも見える形で開示するように求めている。プリンシプル・コードは強制開示を求めるものではないとしているが、これにのっとらないAI事業者はその理由を説明する必要があるという。
これについてXでは、個人で創作をするクリエイターなどのユーザーからは、生成AIによる無断学習・フェイク乱造などについて抑止力となることを期待する声が上がっている。一方、事業者側からは「国内事業者だけが不利となり、海外事業者に先行を許す可能性がある」など、日本のAI開発に悪影響を及ぼすリスクを指摘する声も見られる。
パブリックコメントの提出方法は、Webと郵送に対応。募集期間は2026年1月26日までだ。
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