OpenAI、「OpenClaw」開発者のスタインバーガー氏を獲得 次世代AIエージェントを推進
オープンソースのAIパーソナルアシスタント「OpenClaw」を開発したピーター・スタインバーガー氏は2月14日(現地時間)、米OpenAI入りすると自身のブログで発表した。OpenAIのサム・アルトマンCEOもXで、スタインバーガー氏が「OpenAIに参加し、次世代のパーソナルエージェントの推進を担う」と発表した。
OpenClawは当初、「Clawdot」(Lobsterのハサミ(claw)とAnthropicの「Claude」をかけ合わせた名称)という名称で公開されたが、米Anthropicから商標に関する指摘を受け、1月26日に「Moltbot」と改称。30日に、オープンソースであることと「強力なハサミ」だということを示す現在の「OpenClaw」に再度改称した。
OpenClawは、PC上でローカルに動作し、メッセージングアプリ(WhatsApp、Telegram、Discordなど)を介してシステム操作や実務タスクを自律的に遂行できる、オープンソースのパーソナルAIエージェント。ユーザーが所有するOpenAIやAnthropicのAPIキーを直接使い、ローカルゲートウェイを通じて、WhatsApp、Telegram、Discord、Signal、iMessageなどのメッセージングプラットフォームと接続し、コマンドラインやチャットからPCの全権操作(Webブラウザの操作やシステムコマンドの実行など)を可能にする。「Skill」と呼ばれるプラグインで、GitHubの操作やカレンダー管理、航空券の予約なども行える。
OpenClawの急速な普及に伴い、自律型AIエージェントだけが参加できる実験的プラットフォーム「Moltbook」が立ち上げられ、話題になった。
両氏によると、OpenClawは今後もオープンソースプロジェクトとして、現在取り組みを進めている新設の財団内で存続するという。スタインバーガー氏は「最終的に、OpenAIこそが私のビジョンを推進し、その範囲を拡大していくのに最適な場所だと感じた」とし、コミュニティに対し「OpenAIに参加し、AI研究開発の最前線に携わりながら、皆さんと一緒に構築を続けられることを非常に嬉しく思っている」と語った。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia AI+に関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
FANZAで「成人向けAIコンテンツ制作サービス」開始 8月24日から先行体験
-
2
中国AI「Kimi」が日本進出か 有料プランのプレゼントキャンペーンも 「はじめまして、日本」
-
3
Anthropic、「ミュトス 5」を脆弱性スキャンに開放──「Claude Security」経由でEnterprise顧客が利用可能に
-
4
「たった14人」の挑戦から7兆円の逆転劇へ ラピダス小池社長の「TSMCとは戦わない」2ナノ半導体の勝算
-
5
「孫さんはOpenAIだが、僕はAnthropic」 SBI北尾会長が語る「AI投資5億円→増収27億円」の勝算
-
6
FANZA同人、AI生成作品をトップページなどから除外へ 具体的な仕様は「必要に応じて告知」と運営元
-
7
Googleのオープンモデル「Gemma」、累計10億ダウンロード超 GitHubに公式ディレクトリ公開
-
8
OpenAI、「GPT-5.6 Sol」のAPI料金を値下げ 入力20%出力33%安く、11月21日まで
-
9
Google、大学生向けに「Google AI Plus」を1年間無料提供 「Gemini」アプリに学生向け新機能も
-
10
GoogleはAI競争に負けたのか 「最強のAI」ではなく「AIの“電力網”」を選ぶ賭け
SpecialPR
ITmedia AI+ SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmedia AI+をフォロー
あなたにおすすめの記事PR