Googleが先週、検索のユーザーインタフェースを刷新した。新しい検索結果ページが、前よりも少しごちゃごちゃとしていることは確かだ。
以前は、以下のように「+」ボタンをクリックすると検索オプションが現れた。
今はオプションがさまざまなコンテンツの種類とともに表示される(ユーザーがクリックして展開する必要があるが)。以下のように、すべてのタブを開くと左側のサイドバーが長くなる。
これを邪魔だと思っているユーザーもおり、Googleのヘルプフォーラムには苦情が殺到している。例えば、sanjitsingh92と名乗るユーザーは次のように投稿している。
「『すべて』サイドバーを削除するオプションをつけてほしい。シンプルでクリーンなGoogleを何年も使っていたのに」
幸い、The Next Webの進取的なブロガーが、変化が嫌いな、あるいは今回のGoogleのUI変更が気に入らない人が変更前のUI――「Classic Google」と一部の人は呼んでいる――に戻せるリンクを提供している。
このリンクから、古き良き日の平凡な検索オプションに戻ることができる。http://www.google.com/webhp?hl=allだ。ブックマークしておくといい。
わたし個人としては、今回の変更は気に入っており、検索結果を絞り込める新しい各種のオプションは評価している。
だが、以前の検索結果の方がいいという人もいる。Search Engine Landのダニー・サリバン氏は、Googleはユーザーに古いUIと新しいUIを切り替えるオプションを提供する予定はないと伝えている。それは間違った対応だ。
ユーザーに選択肢を提供していることを誇っている企業――ユーザーが同社のWebサービスからデータをエクスポート・インポートできるData Liberation Frontまで作っている――にしては、ひどくクローズドなやり方だ。
Googleは古いUIをアップデートする負担を抱えたくないのではないか、という理由くらいしか思いつかない。
ともかく、先に挙げたリンクを使ってほしい。いつか使えなくなるかもしれないが、それまでは役に立つ。
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