深夜なのに飲み会を企画してみたソーシャルアパートメントに住んでみた

仕事が忙しくなるとすっかり更新が遅くなる連載「ソーシャルアパートメントに住んでみた」。さすがにこのままじゃマズイと思い、深夜にもかかわらず、アパートでの飲み会を企画してみた。

» 2009年05月28日 20時05分 公開
[鷹木創,Business Media 誠]

 仕事が忙しくなるとすっかり更新が遅くなる連載「ソーシャルアパートメントに住んでみた」。さすがに更新しなくなると知人たちから「生きてるか?」「飲んでるか?」といった“消息確認”が増えてきた。生きてますよ〜、飲んでますよ〜。はい、確認終了!

 というわけで、ソーシャルアパートメント恵比寿。先ほども少し書いたが、今週のタカキはこんな感じだったのだ。ちょっと忙しくなる→会社で仕事が終わらない→深夜に帰宅→部屋にこもって仕事の続き→いつの間にか寝てて、仕事が終わっていない→翌日も忙しい→会社で仕事が終わらない→……と負のスパイラルにはまっていたわけである。

もっとソーシャルするために

問題のメール

 忙しくなるとソーシャルできない感じだが体験入居してる身では「このままじゃマズい。もっとソーシャルしないと……」。焦る気持ちを落ち着かせるためにも、「まずは飲みながらアイデアを考えるか」と夜の目黒駅界隈で飲み屋さんを探してふらつくタカキ。そんな矢先、ちょっとしたプランが思い浮かびました。「そうだ! せっかくだから住民のみんなと飲めばいいんじゃね? お金もかからなさそうだし、それにソーシャルだよね」――。

 我ながら安直だが、思いついたのは23時ごろ。もはやほかの選択肢もない(というか、飲み屋さんもだいぶ閉まっている)。さっそく、タカキが先日投稿したらレスが付いた住民用メーリングリストに投稿した。「24時ごろからラウンジで飲み会します! 皆さまいかがでしょ?」と。

 いそいそと食材とアルコールを買いに駅前の東急ストアに駆け込む。閉店間際で迷惑そうな店員を尻目にさっそうと、ビール、キャベツ、にんにく、唐辛子、ミニトマト、アボカド、トマト缶、スパゲティなどを購入した。アボカドとトマトのサラダとキャベツの炒め物、余裕があればトマトソースのスパゲティでも作ろうという腹づもりだ。

 買っていたら不思議なもので、だんだん楽しくなって来る。帰る足取りも何となく軽い。この1週間ほどは帰ってきたらすぐ部屋に帰ったが、帰っちゃうとベッドに倒れて寝てしまうかもしれない。そのままラウンジに直行した(意外とこんなことがソーシャルアパートメントを楽しむコツかも)。

ラウンジに入ったら

いた! ヨウさんがいた!

 ……さすがに23時にはいないよなあ、と振り向いたら「いた!」。おお、知らない人だ。「こんばんわ!」「……こんばんわ」。ちょっと引いた感じで返事を受けた。「○○○号室のタカキです」「あ、私は○○○号室のヨウです」「へー、ヨウさんっておっしゃるんですね。よろしく」なんていいながらキッチンに入るタカキ。ヨウさんは「今からご飯ですか?」。

 どうやら最近入居したらしく、メーリングリストに入っていないようだ。でもいいや、せっかくだから一緒に飲みましょう! と誘ってみた。とりあえず、野菜を切ってサラダを作り、ビールで乾杯!

購入した食材。買いすぎというウワサも

 ヨウさんは台湾から来たらしく、「台湾でもカンパイっていうんだよ」と上機嫌。そのうち、仲良しだというスズキさんも加わって、軽く宴会になった。調子に乗ってキャベツ炒めも作って、ワインも開けたりして結構楽しくなってしまった。

(左)左がアボカドとトマトのサラダ。右がキャベツ炒め。アンチョビで味付けした。上の方のいちごはヨウさんの差し入れ。(右)左がスズキさん。飲まないつもりだったらしいが、半ば強引にビールを注いでしまった。ごめんなさい

 最後はメーリングリストを見たイシオカさんもやって来たりして、「あんな遅い時間じゃ誰も来ませんよ」とのコメント。「あんた、来てるじゃないか」と思いつつも夜は更けていったのであった。

イシオカさんも参戦。すでにスズキさんは撤退し、話はヨウさんの恋バナに発展……

 ちなみに飲み過ぎたタカキの翌朝は頭痛。すなわち完璧な二日酔い。恐るべしソーシャルアパートメント飲み会……。しかし、「結局スパゲティは食べなかったし、ソーシャルアパートメント飲み会は意外とダイエットに向いてるかも。キャベツもあまってるから、またやるか」と再び飲み会を企画するタカキであった。

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