製品名 | 減衰値 | 販売元 | 価格 |
---|---|---|---|
イアーウィスパー | 29デシベル | 日本シイベルヘグナー | 577円 |
イアーウィスパー サイレンシア | 32デシベル | 日本シイベルヘグナー | 577円 |
3M イヤープラグ 1100RP | 記載なし | スリーエム ヘルスケア | 577円 |
イアープラグ MAX 10ペア入り | 33デシベル | エー・エム・プロダクツ | 1050円 |
イアープラグ MAXライト 10ペア入り | 30デシベル | エー・エム・プロダクツ | 1050円 |
耳せん(MX-08) | 記載なし | モリトク | 105円 |
イヤープレーン | 20デシベル | ウェステンド | 892円 |
ライトフライト | 15デシベル | エー・エム・プロダクツ | 1764円 |
スマートフィット(SMF-30) | 25デシベル | エー・エム・プロダクツ | 294円 |
イヤーホリデイ | 記載なし | ピップフジモト | 480円 |
ヨック耳せん Sサイズ | 会話域14.5デシベル 騒音域33.4デシベル |
ヨック | 1050円 |
ストッパー付耳栓 | 記載なし | キャンドゥ | 105円 |
トラベラックス シリコン・イヤープラグ | 22デシベル | メテックス | 735円 |
ここまで3タイプ13種類の製品を試用してみたわけだが、睡眠時にはフォームタイプ、日中の仕事にはフランジタイプ――という使い分けが個人的にはおすすめ。フォームタイプを終日使ってもとくに問題はないのだが、仕事中に頻繁に付けたり外したりを繰り返すのであれば、軸をつまんで挿入できるフランジタイプのほうが何かと便利だし、長時間装着していて耳栓が緩くなってきても、手軽に「再調整」できるのもよい。フォームタイプだと一旦取り外さないといけないからだ。
筆者の場合、フォームタイプでは「3M イヤープラグ 1100RP」と「イアーウィスパー サイレンシア」が遮音性と装着しやすさの面でベストチョイス。ただ、これをひんぱんに買い換えるのはそこそこの出費になるため、コストパフォーマンスを優先して「イアープラグ MAXライト」を使用している。キャンドゥで売っている「耳せん(MX-08)」も悪くない。
フランジタイプでは、「イヤーホリデイ」を推したい。着脱が容易なことと、遮音性のバランスが取れていることが理由だ。さらに遮音性を追求するのであれば、「スマートフィット」あたりがよいと思う。やや圧迫感があるのが難点だが、比較的低い周波数にも効果があるので、人の声を遮る用途にはちょうどよい。
いずれにせよ、周囲の音が気になって作業がはかどらなかったり、睡眠が浅くなってしまう人にとって、耳栓はまたとない強力なアイテム。なかなか使い比べる機会のない製品であるだけに、ぜひ今回の記事を参考に、読者なりの「マイベスト耳栓」を探し当てていただきたい。
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