スマートフォンの普及に伴い、文具業界でも紙や手書き文字をデジタル化する製品が続々と登場しています。誠 Biz.IDではそうした製品を「スマート文具」とし、業界の著名人らと文具業界の今後を予測する特集をスタートしました。
2012年4月8日〜2012年4月14日
先週の最も読まれた記事は「無印良品で探すユニークな付せん9選」。2位は「たった3秒で“最高の自分”に――イチローもやっている『アンカリング』テクニック」、3位は「Gmailでメールを自分専用のデータベースにする」でした。
また先週は、6位に「今でも『超』整理法で整理するのだ」、7位に「Googleで変わった――『超』整理手帳と野口悠紀雄のクラウド仕事法」と、野口教授に関連する記事が再び読まれました。
さて今日は4月16日にオープンした新特集に関するお知らせです。今、文具業界でホットなキーワードの1つといえるのが「手書き文字のデジタル化」です。2011年はキングジムの「SHOTNOTE(ショットノート)」をはじめ、手書きメモをスマートフォンで撮影してデジタル化する製品が続々と出てきました。文房具店などではそうした製品の特設コーナーを見る機会が増えています。
そうした市場背景もあり、誠 Biz.IDではこのたび、スマートフォンと連係する製品を「スマート文具」とし、関連するニュースや連載を掲載する特集「スマート文具サミット」を開始しました。まずは注目コンテンツとして、文具王など業界の有名人を呼んで実施した座談会の記事「電子文具の未来を占う――スマホで手書きのデジタル化は一般化する?」などを公開中です。
電通が2012年1月に関東圏在住15〜49歳の男女1000人を対象にした調査によると、スマートフォンの普及率は2009年の1%から、この3年間で36%まで成長しました。今後もこの勢いでスマートフォンユーザーが増えていく可能性があるでしょう。そんなとき、ショットノートのような製品が定着すれば、これまでは作業が面倒だったりそもそもやり方が分からなかった手書き文字のデジタル化というものが、より身近になる。そんな風に思います。まだまだ立ち上がったばかりの市場ですが、読者の皆さんと一緒にスマート文具の今後を予測するような場となればうれしいです。
特集ページでは今後も続々と記事を公開していきますので、ぜひお楽しみに! またスマート文具に関するこんな情報が知りたい、といったことがありましたら、ぜひ編集部にコメントをお寄せください。
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