手書きの文字をリアルタイムでデジタル化する電子ペン「airpenPocket」がiOS端末に対応。筆跡をiPhoneに転送、iCloudで同期できるほか、EvernoteやFacebookにも送信可能だ。
ぺんてるは、iOS端末に対応した電子ペン「airpenPocket++(エアペンポケットプラス)」を5月11日に発売する。価格はオープンで、実勢価格は1万7000円前後。
airpenPocket++は、A4サイズまでの普通紙やメモ帳に書いた筆跡を、Bluetooth経由でスマートフォンやタブレット、PCに送信できる電子ペン「airpenシリーズ」の最新版。これまでWindows/MacといったPCのほか、スマートフォンではAndroid端末に対応していたが、初めてiOS端末にも対応した。対応OSは、スマートフォン、タブレットがiOS5.0以上、Android 2.3以上。PCがMac OS X Leopard以上、Windows XP/Vista/7。
使用方法はまず、専用の無料アプリ「airpenNOTE」(App Store/Google Play)を端末側にインストールしておく(PCの場合は付属のCD-ROMからインストール)。その後、付属の専用メモリユニットを用紙の上部に固定することでペンの筆跡をデジタル化する。
iOS版の特徴として、Appleのクラウドサービス「iCloud」を通じて複数のiOS端末間で筆跡データを同期できる。これまで同様、airpenNOTEからEvernoteやFacebook、TwitterなどのWebサービスに筆跡データを転送することも可能だ。
ペン本体の仕様は、キャップ装着時で145×14.2ミリ(全長×直径)、重さは約22グラム。ボタン形電池「SR41」2個で駆動する。メモリユニットは77.0×27.4×12ミリ(横幅×奥行き×厚さ)、重さ約22グラム。こちらはリチウムイオン電池が内蔵する。
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