内田洋行は、オフィスチェア「AJチェア」の発売を開始した。座った人の体重に合わせて、背もたれの強度を自動調節をするのが特徴。価格は肘なしタイプが5万2290円から、固定肘付きタイプが6万375円から。
内田洋行は9月24日、座る人の体重に合わせて背もたれの強度を自動調整するオフィスチェア「AJチェア」を発売した。価格は肘なしタイプが5万2290円から、固定肘付きタイプが6万375円から。
AJチェアは、長時間座っていても常に快適な座り心地を保つため、体重の感知機能を搭載したオフィスチェア。体重に比例して背もたれの強度が大きくなるので、座る人が変わっても調整などをしなくてよい。内田洋行では、自分の固定席を持たないオフィスなどが増えている背景を受けて、毎回調節をし直さなくても不特定多数の人が座れるチェアを目指したという。
背面部は、国内や東アジア圏で人気だというメッシュ仕様を採用。すべて形状の異なる356個の開孔を組み合わせることで、背との接触面積を減らし、従来の樹脂メッシュチェアを超える通気性を確保している。
脚幅は650ミリ、座幅は500ミリ。重さは肘なしタイプが15.8キロ、肘付きタイプが16.8キロ。カラーはブラックを基調とし、座部のカラーバリエーションはブラック、グレイ、ブルー、グリーン、レッドの5色を用意している。オプションでアジャスタブル肘(8085円)、ナイロンキャスター(735円)、ウレタンキャスター(1260円)が付属する。
デザインと設計は国内で行い、パーツ調達や製造は全てマレーシアにあるグループ企業「ウチダエムケーSdn.Bhd.」が担当している。これまで国内に限定していた生産と発送拠点を海外に置くことで、価格帯を約5万円台に抑えながら、海外市場に向けてもよりスピーディな納品ができるという。
内田洋行では、AJチェアの主なターゲット市場をアジア圏としている。国内やアジア圏の都市部では、メッシュ型の背面部や着座時の座り心地にこだわるユーザーが多いという。AJチェアはそうした市場ニーズに応える製品として販売していく。
タイプ | 価格 |
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ナイロンキャスター製(肘なし) | 5万2290円 |
ナイロンキャスター製(肘付き) | 6万375円 |
ウレタンキャスター製(肘なし) | 5万3760円 |
ウレタンキャスター製(肘付き) | 6万1845円 |
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