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コラム
» 2019年09月04日 04時00分 公開

ジャニー喜多川が育成 TOKIO国分太一、V6井ノ原快彦に学ぶ「最強のコミュニケーション術」ジャニーズは努力が9割【後編】(2/5 ページ)

[霜田明寛ITmedia]
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国分がこだわる“さらけ出す”姿勢

 スピリチュアル的なものを扱う番組ですが、レギュラー放送開始直後は、国分は半信半疑の状態が続いていたといいます。

 局内のエレベーターで3人になったときに、美輪と江原に「あなた、まだ信じてないでしょ」と言われ、「やばい。感づかれた」と焦ったそうです 。しかし、続けていくうちに「目に見えないことだって、あるんじゃないか」と感じ始め、「それを否定しながら生きていたら、本当はもっと楽しいことがあるのに、気づかないまま人生が終わってしまい、損をすることになると思うようになった(*:「新潮45」別冊『江原啓之編集長KO・NO・YO』(2007年11月)」のです。

 最終的には「人との出逢いは必然」と感じるようになり、美輪明宏にも「あなた、目が変わった(*:「女性自身」2009年4月7日号)」と言われるほどに変化します。『オーラの泉』は4年で終了しますが、この番組を経て、国分の冠番組は一気に増加していきます。

 その筆頭とも言えるのが、『すぽると!』をはじめとするスポーツ番組や、オリンピックのメインキャスターといったプロに話を聞く仕事。聞き手として国分は、“さらけ出す”姿勢を大事にしています。「こいつバカだなって思われたほうが聞ける話もある。僕はこういうキャラってわかってもらうことが肝心(*:「STORY」2013年5月号)」と、その低姿勢っぷりは取材でも変わりません。

 「大いに恥をかきたいです。『なんですか?』『わからない』と言える強みというか、知らないことは知らないという姿でいるほうが気持ちがいいじゃないですか(*:「女性自身」2014年5月27日号 )」と語り、自らを“後輩肌”とも(*:「女性自身」2016年3月1日号)。

 低姿勢だからこそ聞き出せた話を、自分の中に日々取り入れていっているのです。恥をかくことを恐れ、自分を大きく見せることに注力する人も多い一方で、長い目で見て本当に自分が成長するためには、先に自分を下げてみるのが国分流。一見、強そうに見えるのは上から出てくる人かもしれませんが、本当に強いのは、国分のように、自分を下げる勇気のある人なのかもしれません。

 16年には、女児が誕生した国分。出産に立ち会い、長女と初対面したときに思わずかけた言葉も「こんにちは」だったそうです(*:TBS「白熱ライブ ビビット」2016年11月1日放送)。

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