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» 2019年12月04日 05時00分 公開

マシリトが行く!【前編】:『ジャンプ』伝説の編集長が、『ドラゴンボール』のゲーム化で断ち切った「クソゲーを生む悪循環」 (5/5)

[伊藤誠之介,ITmedia]
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「大人の事情」で考えてしまうと判断が鈍る

内山氏: 実際問題として、編集部さんの見られる範囲が、今は莫大(ばくだい)に増えているというのも事実としてあります。私たちも『ジャンプ』キャラクターのゲームを世界中に展開させていただいていますが、作品によっては95%が米国や欧州、アジア、南米といった海外で売れているものもありますので。そうなってくると、その国のカルチャーだとか、判断していただかなければいけない情報の量や質、速さなどがかなり増えているのは事実ですね。

 商品構成自体、ファミコンだけだった時代からは大きく変わっていますし。そういう難しい判断が求められると、どうしても手分けをして、役割を決めてとなっているんじゃないかなと思います。

鳥嶋氏: 優しいね(笑)。反論するようですが、僕は常に思うんですけど、ユーザーである子どもたちの視点で見れば、話を聞いた瞬間に良いか悪いか、すぐ判断できるんですよ。それなのに時間がかかったり躊躇(ちゅうちょ)したりするのは、目の前のメーカーと一緒にやっているってことの信義則だとか、そういった大人の事情を一方で考えちゃうんですね。それで判断が鈍ったり、返事がヌルくなったりするっていう部分があると思うんです。

中編は12月5日早朝に公開いたします。お見逃しなく!

phot
phot 白泉社の鳥嶋会長は電ファミニコゲーマーが立ち上げたマンガ・アニメ・ゲーム専門のオンラインサロン「世界征服大作戦」の”押しかけアドバイザー(相談役)”を務めている
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