多くのMAツールでは、見込み客のスコア可による営業アプローチを設定できるようになっているが、オフラインでの営業活動の補助的な役割という思想が根本にあると思える。今後は、よりリアルな「顧客課題」の発見と絞り込みが求められるだろう。そしてその課題に対する、具体的で分かりやすい動画やドキュメントを含めたプレゼンテーションツールが必要になる。
クライアントとのミーティングでも、「オンラインで差別化する動画コンテンツが欲しい」「オンライン上である程度まで商談を進めたい」といった声があがっている。
しばらく、マーケティングソリューションを提供する企業にとっては、このあたりのサービスをどう収益化していくかがポイントになるのではないか。
新型コロナウイルスの影響は、マーケティング関連においても大きな変化を起こす。変わる社会の常識のなか、マーケッターの役割はとても大きい。(猪口 真)
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