ビジネス書・実用書などを手掛ける出版社の文響社は7月9日に発売した『夢をかなえるゾウ4 ガネーシャと死神』(水野敬也さん著、税別1580円)が、発売3週間で発行部数20万部を突破したと発表した。
『夢をかなえるゾウ』は関西弁の象の神様・ガネーシャが、偉人のエピソードを元に夢のかなえ方を指南する自己啓発小説。シリーズ累計の発行部数は400万部を超えている。
本書は5年ぶりの新作となる4作目。余命宣告を受けた主人公のサラリーマンが、残された時間で妻と子に残すべきものや夢のかなえ方、手放し方をガネーシャから指南されるという内容だ。
同社は「コロナ禍など多くの人が不安な日々を過ごしている中、本作は『死』と『夢』というテーマを著者が5年間かけて深く掘り下げ、シリーズの中で最も高い支持を受けている」とコメントしている。
出版業界の調査・研究機関である全国出版協会・出版科学研究所(東京都新宿区)によれば、2019年の紙の出版物(書籍・雑誌合計)の推定販売金額は前年比4.3%減の1兆2360億円で15年連続のマイナスとなっている。文芸作品は特に苦戦を強いられる中、同書は発売3週間で20万部を突破した。
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