近畿と九州、新築分譲マンションの満足度ランキング 1位のブランドは?

» 2021年02月05日 17時28分 公開
[ITmedia]

 oricon ME(東京都港区)は、インターネットで新築分譲マンションについての居住満足度調査を実施し、規定の回答者数を満たした企業について、「総合」「評価項目別」「部門別」にランキングを発表した。その結果、近畿では三井不動産レジデンシャルが2年連続総合1位となった。特にタワーマンションの評価において80.4点の高評価となった。

phot 近畿と九州、新築分譲マンションの満足度ランキングの結果は?(写真提供:ゲッティイメージズ)

 総合2位の阪急阪神不動産は、評価項目別「住戸の構造・設計」「住戸設備」の2項目において1位となった。続いて総合3位の住友不動産は、「立地」「情報提供」「周辺環境」「デザイン」など全11項目中9項目で1位となり、特に「立地」は81.8点の高い評価であった。

phot 評価項目の詳細

 九州では、大和ハウス工業が2年連続総合1位となった。評価項目では全11項目中、「立地」「周辺環境」「共有施設」「アフターフォロー」など8項目で1位となり、特に「立地」は80.3点の高い評価になった。総合2位の九州旅客鉄道は、評価項目別「情報提供」「引渡し時の住宅確認」が2年連続、「金額の納得感」は初の1位となった。続いて総合3位は穴吹工務店で、特に女性の支持を得ていた。

 調査は過去12年以内に近畿と九州で新築分譲マンションの購入選定に関与した25〜84歳の男女計4354人(近畿3282人、九州1072人)から得た回答を集計した。

 現在、コロナ禍によって外出自粛や在宅勤務、テレワークが浸透しており、人々の生活は大きく変化している。マンションの満足度にも変化が生まれランキングに影響があるのか、次回の調査結果にも注目が集まる。

phot 新築分譲マンションの居住満足度ランキング

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