「人事評価は従業員が納得できる形で適正に行えていると思うか」との問いには、約半数が「行えていない」または「どちらかといえば行えていない」と回答。「経営者や上長の感情が評価に入ってしまっている」という意見や、「成果が評価にあまり影響しない」「プロセス主義の評価制度になっている」という回答が続いた。
さらに約8割が、評価すべき人材の評価軸を「すべて変えるべき」または「一部変えるべき」と考えていることが判明した。コロナ禍をきっかけに、評価制度に関する問題意識が高まった思いが見て取れる。
また、「人材配置においてどんな課題を感じているか」との問いには、「部署のニーズに、人材の能力をマッチングできていない」「各個人の能力を引き出せていない」という声が多く聞かれた。
在宅勤務やテレワークが浸透したことで人事の評価軸が変化し、プロセス重視の人事評価は難しくなってきている。働き方の変化に伴い、新しい人事評価の構築が求められている。
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