AI inside概要
AI insideは渡久地社長自身が行ってきた人工知能(AI)研究をもとに、15年に設立したスタートアップです。
現在の主なサービスは、手書きの請求書や受発注帳票などあらゆる書類を、高精度でデジタルデータ化するSaaS型のプロダクト「DX Suite」です。
これまで企業は、顧客などから受け取った紙ベースの書類を担当者が手入力でデータ化することが頻繁にありましたが、AI-OCR(AI技術を取り入れた光学文字認識機能)である「DX Suite」を用いることで、手書き文字であっても99.9%以上の精度でデータ化が可能となり、人件費を大幅に削減することが可能となりました。
現在「DX Suite」の契約件数は1万2900件にのぼり、AI-OCR 市場では64%のトップシェアを誇っています。
※株式会社ミック経済研究所2020年2月発刊「AI OCRで拡大する OCRソリューション市場動向 2020年度版」より
- SaaS企業の時価総額はなぜ高いのか?
この数年、SaaS企業は新興企業向け株式市場マザーズのIPOにおいて大きな存在感を見せています。新興市場のけん引役ともいえるほど躍進をしたSaaS企業ですが、果たしてこの勢いは、21年以降も続いていくのでしょうか。
- ビジネスパーソンのためのSaaS KPI入門
ビジネス用語として定着した“SaaS”ですが、このビジネスを理解する上で欠かせないのが「SaaS KPI」と呼ばれる指標です。この記事では、SaaSビジネスにおいて、国内トップランナーであるfreeeの決算説明資料を基に、ビジネスパーソンが最低限押さえておきたいSaaS KPIの解説を行っていきます。
- 「高く仕入れて、安く売れ」 なぜSaaSビジネスは理解されないのか?
既存の財務諸表の見方からすると、SaaS企業の評価は厳しいものとなることが多い。赤字先行型で、なかなか利益が出にくいモデルだからだ。そうなる構造的な理由はどこにあるのか。ERPのフロント機能をクラウドで提供する、国内SaaS企業のさきがけの1社でもあるチームスピリットの荻島浩司社長に、SaaSビジネスの捉え方を聞いた。
- SaaSはバックオフィスの何を変えるのか
バックオフィス業務を支える便利な道具に、SaaS(サース)がある。営業やマーケティングの分野が先行して導入が進んだが、ここにきてバックオフィスにもSaaSの活用は広がっている。SaaSを導入して効率化された企業もあれば、逆にうまく活用できずに生産性が下がってしまったという企業もある。その違いはどこにあるのか。
- SaaS企業をアナリストが分析「企業データが使えるノート」公開
クラフトデータは11月20日、アナリストがSaaS企業のKPIデータや企業分析コンテンツを行う「企業データが使えるノート」を公開した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.