米菓を製造販売する栗山米菓(新潟市)は、同社の米菓「ばかうけ」と、テレビアニメ「呪術廻戦」をコラボした「呪術廻戦ばかうけ青のりしょうゆ味2」を期間限定で発売する。4月12日にコンビニや一部の量販店などで先行発売し、19日に菓子売場などで発売する予定だ。2020年にロッテが発売した「鬼滅の刃マンチョコ」など、「鬼滅の刃」をはじめとした人気アニメとのコラボ商品は大きく売り上げを伸ばす傾向があり、今回の商品投入も「呪術廻戦」と組むことによって話題性を生む狙いがある。
栗山米菓は、コラボ第1弾として「呪術廻戦ばかうけ青のりしょうゆ味」を2月に発売。今回はその第2弾で、キャラクター数を増やした新たなパッケージに変更した。パッケージデザインは2種類で、主人公・虎杖悠仁をはじめ、「呪術廻戦」の登場キャラクターをデザインしている。
また、特別加工を施した光るシールを1袋につき1枚封入。第1弾からデザイン数を増やし、全20種類を用意した。
呪術廻戦は、現在『週刊少年ジャンプ(集英社)』で連載中の人気漫画。1巻〜15巻までの累計発行部数はシリーズ全体で4000万部を突破した。20年10月からテレビアニメの放送が開始され、今冬には「劇場版 呪術廻戦 0」の公開も決定している。
最近では、人気のアニメや漫画とのコラボ商品がすぐに売り切れたり、買い占めののちにフリマアプリで高額転売されたりする事象が起こっている。3月にはマクドナルド商品に人気アニメ「鬼滅の刃」のシールが付くと、朝から並んで購入する人が現れすぐに品切れとなった。「ばかうけ」も、「呪術廻戦」とコラボすることにより売り上げを伸ばすことができるか。
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