JR東海、新幹線「こだま」に「お子さま連れ専用車両」を設定 狙いは?

» 2021年09月01日 18時55分 公開
[ITmedia]

 JR東海は10月から約2カ月半、土休日の東海道新幹線「こだま」の一部列車の指定席に「お子さま連れ専用車両」を設定する。グループ会社のジェイアール東海ツアーズの旅行商品として9月9日に発売。おとな1人以上と、小学生以下の子ども(乳幼児含む)1人から申し込めるようにした。子ども連れでも周囲に気兼ねなく乗車できるようにし、家族旅行などの需要を取り込む。

JR東海は土休日の東海道新幹線「こだま」の一部に「お子さま連れ専用車両」を設定

 お子さま連れ専用車両は10月2日から12月19日の土休日、東京〜新大阪間に1日上下各2本、計104本に設定するという。上りはこだま712号(新大阪 午前8時54分→東京 午後12時48分)と、こだま736号(新大阪 午後2時54分→東京 午後6時48分)。下りはこだま711号(東京 午前8時57分→新大阪 午後12時51分) と、こだま735号(東京 午後2時57分→新大阪 午後6時51分)で、いずれも13号車(普通車指定席)に導入する。

 主な区間の1人分の旅行代金は東京・品川駅〜名古屋駅は大人9600円、子ども5200円、東京・品川駅〜新大阪駅は大人1万2300円、子ども6600円。新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、売り上げをどこまで伸ばせるか。

お子さま連れ専用車両の詳細

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