面接で求人情報に書かれていた内容と違うと思ったことがあるか尋ねたところ、「ある」と答えた人が57.6%で、「ない」の42.4%を上回った。求人情報を見て感じた印象と実際の業務内容や条件面が違うと感じる人が多いことが分かった。
「ある」と答えた人からは、「月の残業時間11時間と記載があったが、面接時にはお客さまあっての仕事なので何時に帰れるか分からないと言われた」(40代営業系)、「育児時短勤務ありになっていたが実際は1年働いている人が対象だった」(40代介護、医療・福祉系)などが聞かれた。
求人情報のどの項目を見て「女性が活躍している職場」だと感じるかを聞いた。1位は「出産・育児をサポートする福利厚生」(50.9%)、次いで2位は「育児休業取得率」(50.0%)、3位は「女性の平均継続勤務年数」(48.3%)だった。
「女性管理職割合」(39.2%)や「役員に占める女性の割合」(20.8%)などの役職に就く女性の割合を見るよりも、女性が長く働き続けるための制度が整っているかという点を見て、女性が活躍している会社と感じる人が多いことが分かった。
今回の調査は、「女の転職type」会員を対象にインターネットで行った。期間は21年10月5〜19日、有効回答数は638人。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング