トップインタビュー
インタビュー
» 2022年03月05日 11時55分 公開

タレントの肖像権ビジネスに商機 中卒だった元自衛隊員が、起業するまでの軌跡中小企業の救世主となるか(2/4 ページ)

[武田信晃ITmedia]

中学卒業後すぐに陸上自衛隊に入隊

――今は昔とはだいぶ変わった部分もありますが、それでも中小企業に対するイメージには、いわゆるステレオタイプが残っていますね。

 すごく残っています。個人的な話になりますが、私は中学卒業後すぐに自衛隊員になりました。自衛隊員はいわずもがな公務員です。たとえ話ですが、自衛隊が忙しい国は平和ではないともいえるので国としては良くありません。だから平和な国の自衛隊員は、日々の仕事はあまりないとも言えます。実際、自衛隊時代には、それほど忙しい日々を送ってはいませんでした。

 その時、私の中では公務員という安定した働き方というものがしっくりこず、もう少しチャレンジングな人生を歩みたい、前に出たいという気持ちが出てきました。それで再び勉強して大学に入ったのです。

――面白い経歴ですね。そもそも中学卒業後すぐに自衛官になろうと思ったのはなぜですか?

 両親が自衛官だったからです。

――大学卒業後のキャリアは?

 エン・ジャパンに入り、2年半ほど働きました。中小やベンチャーに特化した新卒採用メディアを担当していました。2014年にその事業を売却したタイミングで会社を辞め、その経験を生かしてエン・ジャパンと同じ中小、ベンチャーに特化した新卒の人材紹介を手掛けるリアステージを立ち上げました。

 そこでナンバー2のCOO(最高執行責任者)を7年間、務めました。そして、グループ会社として「中小企業からニッポンを元気にプロジェクト」を分社化するような形で中小企業のチカラを作りました。

――1年前に、この中小企業を応援するプロジェクトを始めました。手応えは?

 第1期はロンドンブーツの田村淳さんに来てもらいました。当時は48社が参加しましたが、第2期、第3期あわせて350社以上が参加していて増えています。

――参加企業数の目標は?

 25年までに1500社を目指しています。1社1社は小さくても、数が集まればそれなりの大きな影響力を発揮できるはずです。少しずつではありますが影響力を持ってきています。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.