「すみっコぐらし」の誕生10周年記念「すみっこでつながろうプロジェクト」を展開 狙いは?(1/2 ページ)

» 2022年05月13日 16時46分 公開

 キャラクター商品を展開するサンエックス(東京都千代田区)は、自社オリジナルキャラクターの「すみっコぐらし」誕生10周年を記念し「すみっこでつながろうプロジェクト」を開始した。同プロジェクトは、全国の「我がまちこそはすみっこ」と思う地域を募集し、認定された地域を応援する「すみっこまちコラボ」や、都内でイベントの開催などを予定している。日本全国の地方自治体などと連携することによって、IP(知的財産)としてのすみっコぐらしを盛り上げる狙い。

サンエックスは、「すみっコぐらし」誕生10周年を記念し「すみっこでつながろうプロジェクト」を発表した(出所:リリース、以下同)

すみっコぐらしとは?

 すみっコぐらしは、2012年に「ここがおちつくんです」をキーワードに誕生したキャラクターだ。かわいいだけではなく少しネガティブでシュールなキャラクターやストーリーが、幅広い層の人気を集めている。

「すみっコぐらし」キャラクター

「すみっこまちコラボ」とは

 すみっこまちコラボは、すみっコぐらしと一緒に地域を盛り上げる「すみっこまち」のエントリーを3月30日に開始している。対象は、「都道府県のすみっこ」や「特定地域のすみっこ」など立地的なすみっこ地域や、地名や地域の呼称・愛称に「すみ」が入る地域など、「すみっこ」に関係する地域の地方自治体や観光協会、地方自治体が認めるNPOや観光地域づくり法人(DMO)などの観光事業者だ。

 すみっこまちとして認定した地域には、その地域の魅力発信を手伝うため「すみっこまちコラボオリジナルのガイドマップ&ポスター」のデザインや、すみっコぐらし10周年特設サイトでの紹介、「すみっこまち認定証」などの企画を用意している。九州の南のすみっこである「鹿児島県の大隅半島」からスタートし、「すみっこまち」同士がつながりながら魅力を発信するという。

スタートの「鹿児島県の大隅半島」
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