東京や大阪にも出店する中国最大の火鍋チェーン「海底撈(かいていろう)火鍋」を経営する海底撈国際控股が、海外事業部門を分社し、香港証券取引所に上場申請した。
同社はコロナ禍で大量出店する「逆張り」戦略が失敗し、直近の決算で巨額赤字を計上した。
国内の経営改善と海外事業を同時に進めるのが難しいという判断から、重荷になっていた海外部門を切り離し自分たちで稼いでもらう道を選んだようだ。
「海底撈火鍋」は、四角い鍋が特徴の中国最大の火鍋チェーンで、日本にも店舗を展開。今回、切り離されて香港証券取引所に上場申請した海外事業部門は、単独での自立経営を求められることになりそうだ(筆者撮影)
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