中規模部門(100〜999人)の1位は「キュービック」(情報通信業)、2位は前回1位、かつ「2022年版『働きがいのある会社』ランキング」の中規模部門で1位だった「コンカー」(サービス業)、3位は前回同様「CKサンエツ」(製造業)、4位は「アチーブメント」(学術研究、専門・技術サービス業)、5位は「ヤッホーブルーイング」(製造業)だった。
1位の「キュービック」は、「入社時に迎える社員側が決意表明で歓迎したり、全従業員が一人ひとりにメッセージカードを贈るなど仲間として迎える姿勢が熱い。その後も手厚く成長を支援する多くの取組みがあることが評価された。その結果、他の年齢層と比べても若手社員の働きがいは特に高い傾向にある」ことが評価ポイントとして挙げられた。
小規模部門(25〜99人)の1位は前回同様「現場サポート」(情報通信業)、2位は「2022年版『働きがいのある会社』ランキング」の小規模部門で1位だった「あつまる」(情報通信業)、3位は「新経営サービス」(学術研究、専門・技術サービス業)、4位は「アイグッズ」(卸売業、小売業)、5位は「バーテック」(製造業)が選ばれた。
前回に引き続き1位だった「現場サポート」は、評価ポイントとして「教育を共育(教える人も育つ重要な共育ちの場)と捉える明確な育成ポリシーに基づき、内定直後から適用される多様な研修・制度が用意されている。年次を問わないチャレンジ制度や多様な学習機会の提供によって、若手のうちから活躍できる環境が実現されている点が高く評価された」といった点が挙げられた。
今回の調査は、ランキング参加企業にアンケート調査を実施し、その結果が一定レベルを超えた会社を「働きがいのある会社」として世界約60カ国で発表している。アンケート項目と評価基準はグローバル共通で、日本では従業員規模により、大規模部門(1000人以上)、中規模部門(100〜999人)、小規模部門(25〜99人)の3カテゴリーに分けて発表している。
このうち若手ランキングは、「2022年版日本における『働きがいのある会社』ランキング」でベスト100に選ばれた100社から、特に若手(34歳以下)の働きがいに優れた企業を選出した。評価観点は、「若手の従業員アンケートの結果」「若手従業員が活躍するための企業施策・プログラム」「若手従業員比率などの基本会社データ」の3つからなる。
各部門の詳細なランキングは公式Webサイトで公開している。
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