「集合住宅に充電設備がないことでEVの購入が難しいと感じるか」という問いでは、「とても感じる」(36.0%)、「まあまあ感じる」(52.6%)を合わせ、9割近い人が難しさを感じていることが分かった。
「住環境(充電設備がない)が理由でEVの購入を諦めた経験がある」人は51.0%、「住んでいる集合住宅にEVの充電ができる駐車場がない」人は79.5%だった。
EVを保有している人に現在の充電方法を聞いたところ、「自宅の充電設備付き駐車場」を利用している人は16.0%、「自宅以外の充電設備付き駐車場」を利用している人は8.0%で、「自宅以外の充電スポット」を利用している人が52.0%だった。
EV保有者で自宅以外の充電設備を利用している人に自宅から充電スポットまでの距離を聞いたところ、徒歩で30分以上(30.0%)という人が最も多かった。
「EVを購入する場合、充電場所はどこを予定している?」という質問では、「自宅の充電設備付き駐車場」と答えた人は23.4%にとどまった。一方で「自宅以外の充電設備付き駐車場」(24.9%)、「自宅以外の充電スポット」(48.9%)と答えた人は7割を超え、EVの普及には充電環境の整備推進が課題であることが分かった。
この調査は、EV購入検討者(保有者)、及び集合住宅に住んでいる30〜50代の男女400人を対象に、10月26日〜11月1日にインターネットで実施した。
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