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» 2010年05月25日 10時22分 公開

ミラーレスα、ソニー「NEX」を丸裸にする(後編) (3/4)

[荻窪圭,ITmedia]

システムアップとアクセサリ

 NEX-3もNEX-5もレンズ交換式カメラであるからどんなレンズがあるのかは非常に重要となる。さらに上部にアクセサリ用の端子が用意されている。ここをどう使うかも気になる。そこでちょっとシステムアップの話。

 前述したように、発売時に用意されているEマウントレンズは2本。

 35ミリ換算27-82.5ミリ相当になる標準ズーム「E18-55mm F3.5-5.6 OSS」(SEL1855)と、24ミリ相当の広角レンズ「E16mm F2.8」(SEL16F28)だ。SEL1855は手ブレ補正内蔵(オンオフは本体から制御する)で、一般にエントリー向けデジタル一眼のレンズキットに含まれるものと同等と思っていい。SEL16F28は手ブレ補正機構なしの広角単焦点だ。

photophoto NEX-5にSEL16F28を装着。パンケーキっぽい薄型レンズだ(写真=左)、NEX-5にSEL1855を装着。NEX-5につけるとボディが小さいせいでレンズが大きく見える(写真=右)

 面白い所では、SEL16F28用のコンバーターレンズ。レンズの前にかぶせて使うコンバージョンレンズで、本体と同時に発売されるのがSEL16F28を対角魚眼レンズにするフィッシュアイコンバーター、2010年秋に発売されるのが、さらに広角にするウルトラワイドコンバーターだ。

 それ以外のレンズで発表されているのは1本しかない。2010年秋に登場する「E18-200mm F3.5-6.3 OSS」(SEL18200)だ。27〜300ミリ相当の手ブレ補正内蔵高倍率ズームレンズである。このレンズは太くてでかいため、NEX-5に装着すると、大きなレンズに小さなボディがくっついてるさまがなかなか衝撃的。一見の価値あり。

photophoto 「E18-200mm F3.5-6.3 OSS」(SEL18200)とSEL18200を装着したNEX-5。SEL18200は2010年秋発売で価格は9万9750円

 個人的にはこの組み合わせは最高にユニークで使ってみたくなる。

 残念なのは、それ以上のレンズロードマップが公表されてないこと。新しいマウントであるから、ある程度アバウトなものでいいからロードマップは欲しい。明るい標準単焦点レンズは用意されるのか、望遠ズームは用意されるのか。気になるところである。

 一眼レフのα用レンズ(Aマウントレンズ)を装着するためのマウントアダプタ「LA-EA1」も発売される。NEXがαのAマウントレンズに比べて小さいため、三脚装着時のバランスが撮れるよう三脚座が付属する。

 ただし、このアダプタではAFが効かない。そこは注意。サードパーティが他社レンズ用マウントアダプタを開発中なので、他マウントのレンズもMFであれば利用可能になるだろう。

 レンズの次はアクセサリを取り付けるアクセサリーターミナル。

photophotophoto カバーを開き、アクセサリをネジ止めする(写真=左)、使用時はこのようにフラッシュを上におこす。非常にコンパクトで小さなボディに似合うデザインである(写真=中)、付属する小型フラッシュとケース(写真=右)

 本体にはここに装着する外付けフラッシュが付属する。別売りのアクセサリではマイク「ECM-SST1」とビューファインダー「FDA-SV1」が用意される。アクセサリーターミナルの仕様も公開されてないので、将来、何がつくかも分からないが、いずれ充実するはずだ。大型フラッシュやシンクロターミナルを付けたい人もいれば、GPSユニットを付けたい人もいるはず。

Sony Style(ソニースタイル) Sony Style(ソニースタイル)

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