パナソニックブース内には、マイクロフォーサーズ機やビデオカメラの展示のほか、2月下旬発売予定のコンパクトデジタルカメラの春モデル5機種のハンズオンコーナーも設けられている。発売前の製品を手にとって楽しんだり、係員に「こんな機能が欲しいなど」伝えられるコミュニケーションの場にもなっていた。
「DMC-FX77」は、画面タッチで写真もムービーも撮れる1210万画素、5倍ズームモデル。タッチ操作による直感的な撮影ができるほか、撮影後に使えるビューティーレタッチやアートレタッチなど遊びも心満載のカメラだ。「DMC-TZ20」は、16倍ズームのコンパクトなモデル。GPS機能とフルハイビジョン動画撮影で、旅行に最適なモデル。
「DMC-FT3」は、防塵・防滴・耐低温・耐衝撃設計のタフネスモデル。水深12メートルまでの水中撮影が可能となっている。「DMC-FH5」は、広角28ミリからの4倍ズームレンズを搭載した、1610万画素スリムコンパクトモデル。スピードフォーカス搭載でシャッターチャンスに強くなっている。「DMC-S1」は、スピードフォーカスとおまかせiAモードを搭載したエントリーモデル。ラウンドフォルムが手にフィットするコンパクトなカメラだ。
ブース内のマイクロフォーサーズ「LUMIX G」シリーズのレンズ展示では、作例がモニターで楽しめるようになっている。デジタルカメラの写真を、パソコンやテレビで見る事の方が多いと思われるので、プリントよりイメージが伝わりやすくレンズ購入の動機に一役買いそうだ。


マイクロフォーサーズ機「DMC-GF2」(写真=左)、3D撮影が可能となる交換レンズ「LUMIX G 12.5mm/F12」(写真=中)、広角ズームレンズ「LUMIX G VARIO 7-14mm/F4.0 ASPH.」による作例(写真=右)DMC-FH5の新機能、高度計、GPSを使った展示も行われている。撮影されたデータには、GPSによる緯度経度が記録され、本体液晶で地名や撮影した方角の確認も行える。高度計による高さや、水深のほか気圧計による気圧も記録されるので、さまざまな用途に活用できる。水中撮影時には、水深に合わせて青みがからないよう色を補正する様になっているという。


LUMIX DMC-FT3はさまざまな情報を表示、記録できる(写真=左)、撮影データから地名の確認も可能(写真=中)、「東向き、高度1m、気圧1003hPa」など詳細な情報も記録されている(写真=右)DMC-FX77の新機能「ビューティーレタッチ」の体験コーナーでは、実際に撮影された顔を使ってさまざまな効果を体験できる。肌の透明感、テカリ除去、ホワイトニング設定のエステ効果と、リップカラー、アイシャドー、チークカラー、肌色、デカ目などのメイクアップ効果の設定で、どの様に変化するのかが分かるデモとなっている。
マイクロフォーサーズ機「DMC-GF2」を使った、背景をぼかした撮影が簡単な操作で可能なことを体験できるコーナーと、タッチパネル液晶を使ったタッチシャッターを体験出来るコーナーも設けられている。
背景をぼかした写真は、明るいレンズが多くラインアップされているマイクロフォーサーズならではの撮影技法だが、絞り優先露出モードという言葉がハードルをあげている事から、もっと直感的に操作出来るようDMC-GF2にはタッチぼかしコントロール機能が搭載されている。
被写体をタッチしてピントを合わせ、ぼかしコントロールのスライダーバーを左右に動かすと、ボケの量が変わるという直感的な操作が出来るようになっている。「ここまでぼかしたい」、「ここまでピント」を合わせたいと言う操作が、画面を見ながら簡単に行える便利な機能だ。
そのほか、NTTドコモやソフトバンクモバイルで発売されている携帯電話「LUMIX PHONE」を使った、パソコンへデータを簡単に転送できるピクチャージャンプのデモや、3Dレンズを搭載したビデオカメラ、マイクロフォーサーズ機「DMC-GF2」、コンパクトデジカメ「DMC-FX77」でも簡単に3D写真を撮影が出来るスライド3D写真の体験コーナーも設けられている。


LUMIX PHONEはサムネイルを画面の上へドラッグするとフォルダ共有してあるPCへデータをバックアップする事ができる(写真=左)、3Dレンズならタイムラグなく1回撮影で2つの画像を記録できる(写真=中)、LUMIX DMC-FX77/TZ20/FT3はカメラを右へスライドさせる3D撮影が可能となっている(写真=右)
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