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写真で見比べる2つの世界最小・最軽量――「NEX-C3」「DMC-GF3」(1/2 ページ)

» 2011年06月14日 08時30分 公開
[ITmedia]
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 6月8日に発表されたソニー「NEX-C3」と6月13日に発表されたパナソニック「DMC-GF3」はいずれも「世界最小最軽量」をうたって登場したレンズ交換式デジタルカメラ。DMC-GF3は「ストロボ内蔵の」というただし書きがつくものの、いずれも劣らずコンパクトだ。この2製品を見比べる。

photophoto 「DMC-GF3」(写真=左)、「NEX-C3」(写真=右) なお、。DMC-GF3については試作機のため、製品版とは細部が異なる可能性があることをお断りしておく

 カタログ上のサイズは、NEX-C3は109.6(幅)×60(高さ)×33(奥行き)ミリ/225グラム(本体のみ)、DMC-GF3は107.7(幅)×67.1(高さ)×32.5(奥行き)ミリ/約222グラム(本体のみ)。DMC-GF3の方が撮像素子サイズ、マウント径ともに小さいのだが、ストロボを内蔵しているためか、結果としてボディのみの大きさは非常に近いものとなっている。

photo NEX-C3には「E16mm F2.8」、DMC-GF3には「LUMIX G 14mm /F2.5 ASPH.」を装着
photo レンズを外した状態。DMC-GF3の方が撮像素子サイズ、マウント径ともに小さいことがよく分かる
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 数値的には非常に近いサイズの2台だが、セット販売もされている単焦点レンズを取り付けた状態で並べると、若干印象が変わる。NEX-C3に「E16mm F2.8」、DMC-GF3に「LUMIX G 14mm /F2.5 ASPH.」を装着した撮影可能状態で真横から見比べると、NEX-C3の方が厚みがでていることが分かる。

photophoto NEX-C3には「E16mm F2.8」、DMC-GF3には「LUMIX G 14mm /F2.5 ASPH.」を装着した状態で側面から
photophoto 同じくNEX-C3には「E16mm F2.8」、DMC-GF3には「LUMIX G 14mm /F2.5 ASPH.」を装着した状態で斜め上からGF3+14mm F2.5のコンパクトさが目を引く

 ともに小型化を目指した2台のためか、ボタン類の数は最小限だ。NEX-C3の上面には電源スイッチ一体のシャッターボタンと再生ボタン、録画ボタン、DMC-GF3にはシャッターボタン、電源スイッチ、「おまかせiA」ボタン、録画ボタンが用意される。NEX-C3はストロボを内蔵しないが、アクセサリーシューが用意されている。

photo 背面

 背面のボタン類もともに最小限で、いずれも十時キー一体のロータリースイッチと2つのボタン(NEX-C3はソフトキーAとC、DMC-GF3は再生ボタンとQ.MENUボタン)のみが用意されている。液晶サイズはNEX-C3がバリアングル式3型ワイド(92万画素)、DMC-GF3が3型(46万画素)。DMC-GF3のみがタッチパネル液晶となっており、撮影時操作や設定はこちらからも行えるようになっている。

photophoto 撮影時画面
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