6月8日に発表されたソニー「NEX-C3」と6月13日に発表されたパナソニック「DMC-GF3」はいずれも「世界最小最軽量」をうたって登場したレンズ交換式デジタルカメラ。DMC-GF3は「ストロボ内蔵の」というただし書きがつくものの、いずれも劣らずコンパクトだ。この2製品を見比べる。
カタログ上のサイズは、NEX-C3は109.6(幅)×60(高さ)×33(奥行き)ミリ/225グラム(本体のみ)、DMC-GF3は107.7(幅)×67.1(高さ)×32.5(奥行き)ミリ/約222グラム(本体のみ)。DMC-GF3の方が撮像素子サイズ、マウント径ともに小さいのだが、ストロボを内蔵しているためか、結果としてボディのみの大きさは非常に近いものとなっている。
数値的には非常に近いサイズの2台だが、セット販売もされている単焦点レンズを取り付けた状態で並べると、若干印象が変わる。NEX-C3に「E16mm F2.8」、DMC-GF3に「LUMIX G 14mm /F2.5 ASPH.」を装着した撮影可能状態で真横から見比べると、NEX-C3の方が厚みがでていることが分かる。
ともに小型化を目指した2台のためか、ボタン類の数は最小限だ。NEX-C3の上面には電源スイッチ一体のシャッターボタンと再生ボタン、録画ボタン、DMC-GF3にはシャッターボタン、電源スイッチ、「おまかせiA」ボタン、録画ボタンが用意される。NEX-C3はストロボを内蔵しないが、アクセサリーシューが用意されている。
背面のボタン類もともに最小限で、いずれも十時キー一体のロータリースイッチと2つのボタン(NEX-C3はソフトキーAとC、DMC-GF3は再生ボタンとQ.MENUボタン)のみが用意されている。液晶サイズはNEX-C3がバリアングル式3型ワイド(92万画素)、DMC-GF3が3型(46万画素)。DMC-GF3のみがタッチパネル液晶となっており、撮影時操作や設定はこちらからも行えるようになっている。
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