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見どころ満載、「撮る」を楽しめるカメラ――「OLYMPUS OM-D E-M5」(3/4 ページ)

» 2012年04月25日 08時30分 公開
[永山昌克,ITmedia]
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カスタマイズ可能な操作ボタン

 撮影モードは、シーンの自動認識が働く「iAUTO」モードのほか、プログラムAE、絞り優先AE、シャッター優先AE、マニュアル露出、シーンセレクトAE、アートフィルター、動画の計8モードに対応します。シーンセレクトAEではさらに、肌をなめらかに仕上げる「eポートレート」や、対応機器を使って再生可能な3D写真が撮れる「3D」など、23種類のモードを選択できます。

 ボディ上部には、メインとサブの2つの電子ダイヤルの装備。この2つのダイヤルでは、絞り値やシャッター速度、露出補正などをダイレクトに調整できます。また、ISO感度やホワイトバランス、ドライブモード、ストロボモードなどの主要な機能は、天面や背面にあるFn(ファンクション)ボタン、または十字ボタン、ムービーボタンなどに割り当てることで、スムーズなアクセスが可能になります。自分の撮影スタイルに応じて、ボタンの割り当てをきっちりと設定しておくといいでしょう。

photo 天面には左から、モードダイヤル、ホットシュー、メインダイヤル、サブダイヤル、シャッターボタン、Fn2ボタン、ムービーボタンを備えています
photophoto PENシリーズとは異なり、電源ボタンは背面の下部にあります。各種のボタン類は小さめ。また、防じん・防滴構造のため、ボタン類にクリック感はあまりなく、感触は柔らかめです(写真=左)、カスタムメニューの「ボタン機能」では、Fn1/Fn2ボタンや、ムービーボタン、十字ボタンなどの割り当て機能の変更ができます(写真=右)

 動画は、最大で1920×1080/30pのフルHD記録に対応。動画撮影時のユニークな新エフェクトとして、動画に残像を加える「ワンショットエコー」と「マルチエコー」を搭載。一風変わった映像を手軽に楽しめます。

 静止画の新機能としては、電子ビューファインダー内に表示されるトーンカーブを見ながら、ハイライト部とシャドー部を別々に調整できる「ハイライト・シャドーコントロール」や、バルブ撮影時に一定間隔でライブビュー画面を表示する「ライブバルブ/ライブタイム」、デジタル処理で撮影画像を2倍に拡大する「ワンプッシュデジタルテレコン」を搭載。新しいアートフィルターとしては、イラスト調に仕上げる「リーニュクレール」が加わっています。

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photophoto 1回のシャッターで、複数のアートフィルター画像を記録する「アートフィルターブラケット」で撮影。左上から順に、Natural/ポップアート/ファンタジックフォーカス/デイドリーム/ライトトーン/ラフモノクローム/トイフォト/ジオラマ、クロスプロセス/ジェントルセピア/ドラマチックトーン/リーニュクレール

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