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「EF 40mm F2.8 STM」対応など「EOS 5D MarkIII」「EOS 60D/60Da」最新ファームウェア

» 2012年06月19日 17時50分 公開
[ITmedia]

 キヤノンは6月19日、デジタル一眼レフ「EOS 5D MarkIII」「EOS 60D/60Da」の最新ファームウェアを提供開始した。EOS 5D MarkIIIの最新ファームウェアは、適用することで6月下旬発売の新レンズ「EF 40mm F2.8 STM」への対応が図られる。

 EOS 5D MarkIIIの最新ファームウェア(Ver1.1.3)では、「EF 40mm F2.8 STM」に対応するほか、オートライティングオプティマイザを使ってAEB撮影した際に露出アンダーとなることがある不具合、設定などによって液晶バックライトが消灯しないことがある不具合、超望遠レンズ(「EF 300mm F2.8L IS II USM」「EF 400mm F2.8L IS II USM」)およびエクステンダーを組み合わせた際に電源が入らなくなることのある不具合などの修正が行われる。

photophoto 「EOS 5D MarkIII」(写真=左)、「EOS 60D」(写真=右)

 EOS 60D/60Daの最新ファームウェア(Ver1.1.1)では、Exifでカメラのボディナンバーが正しく表示されない、メニュー画面の一部言語(ギリシャ語、イタリア語、ポルトガル語)の誤表示訂正が行われる。ボディナンバーの誤表示は、ボディナンバーが「2147483648」かそれより大きな番号で、かつファームウエアがVersion 1.1.0 以下のEOS 60Dにて発生する現象で、撮影済みの画像については今後提供される「Digital Photo Professional」「Zoom Browser EX」「Image Browser」の各ソフトウェアで対処する予定となっている。

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