キヤノン「EOS」シリーズが前回に引き続き強い。販売開始されたばかりの最新機種「EOS Kiss X7」も初登場9位にランクインするほか、ミドルクラスの「EOS 60D」やミラーレスの「EOS M」を含めたEOSシリーズがトップ10中6モデルランクインする強さを見せている。
注目はなんと言っても「EOS Kiss X7」だろう。APS-Cサイズセンサーを搭載したデジタル一眼レフカメラとして、「世界最小最軽量」(同社)を実現した小型機で、ミラーを内蔵するデジタル一眼“レフ”ながら、各種パーツの小型化、小型バッテリー「LP-E12」の採用などによって、歴代「EOS Kiss X」をそのまま小型化したようなデザインとなっている。
約116.8(幅)×90.7(高さ)×69.4(奥行き)ミリ、約370グラム(バッテリー及びメモリカード装着時は約407グラム)のボディを実際に手にすると、その小ささは驚異的であり、主な操作ボタンをほぼそのまま保持したままなことあり、まるでミニチュアのような感覚すら受ける。
主な撮影機能はEOS Kiss X6iを踏襲するが、撮像面に位相差AFセンサーを搭載した「ハイブリッドCMOS AF」は「ハイブリッドCMOS AF II」へと進化しており、ライブビュー表示範囲の縦横80%まで像面位相差AF可能なエリアが拡大している。キットレンズがステッピングモーターを搭載した「EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STM」となったこともあり、より快適なライブビュー撮影を行える。
そのほかにはソニー「NEX-7K」(レンズキット)の再ランクインが目を引く。NEXシリーズ最上位モデルとして登場したモデルだが、登場からやや時間が経過しているためか(昨年1月に販売開始)実売価格が低下しており、一部販売店では10万円を切る価格で販売されているようである。
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