富士フイルムは6月25日、Xマウントを採用する交換レンズ「XF27mmF2.8」を7月25日より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売予想価格は4万5000円前後。
レンズ交換式のFUJIFILM Xシリーズ装着時に35ミリ換算41ミリ相当となる、いわゆるパンケーキタイプの単焦点レンズ。重さ78グラムとAPS-Cサイズセンサーのカメラに装着するパンケーキレンズとしては最軽量クラスの軽さで、同時発表された「FUJIFILM X-M1」に組み合わせれば撮影時重量でも500グラムを切る。
フォーカスリングには金属部品、絞り羽根は円形七枚絞りを採用した。HT-EBCコーティングも採用されている。レンズ構成は非球面レンズ1枚を含む5群7枚構成で、最短撮影距離は34センチ(マクロモード時、標準では60センチ)。最大撮影倍率は0.1倍。サイズは61.2(最大径)×23(高さ)ミリ、78グラム。フィルター径は39ミリ。
小型軽量化を追求した作りのために絞りリングは搭載しておらず、X-Pro1およびX-E1と組み合わせて利用する際にはカメラボディに最新ファームウェアを適用する必要がある。なお、最新ファームウェアを適用した場合、X-Pro1/X-E1の背面コマンドダイヤル(電子ダイヤル)から絞り値を調整できる。
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