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レンズだけカメラ「DSC-QX100」「DSC-QX10」徹底解剖(後編)(2/3 ページ)

» 2013年09月18日 00時10分 公開
[荻窪圭,ITmedia]

 QX100は「おまかせオート」「プレミアムおまかせオート」に加えてプログラムオートと絞り優先AEを使える。シャッタースピード優先AEがないのは残念だけどね(ISO感度もオートだけなので、暗くてもシャッタースピードを上げて撮りたいってときに困るかも)。レンズ先端のリングは露出モードの状態に関わらずフォーカスモードの設定がMFの時はフォーカス位置調整、AF-Sの時はズームリングとして機能する。

※初出時、「絞り優先AE時はレンズ先端のリングで絞り値を調整できる」と記載いたしましたが、絞り値の調整はPlayMemoriesMobileからのみ可能です。内容に誤りがありましたので、該当箇所を訂正させて頂きました。 2013年9月20日 16:20追記

photophoto QX100は撮影モードを4つから選べる。QX10はこれから絞り優先AEを抜いた3つから選べる(写真=左)、プログラムAEや絞り優先AE時は露出補正も可能(写真=右)

 さらに人物を2枚。どちらもQX100。

photo
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 さすが1インチセンサー&大口径レンズ。きれいに写ります。QX10の楽しさはやはり望遠にあると思うわけで望遠ものを。

photo 広角端
photo 望遠端

 夕暮れ時だけど、ISO800まで感度が上がってブレずに撮れた。手ブレ補正がしっかりしているのも良い。なお、暗いときは自動的に「連写+合成」で手持ち夜景的な撮影をしてくれるし、逆光だと判断したら自動的にHDR撮影をしてくれる。プレミアムおまかせオートならではだ。

photo QX10の望遠端で蓮の花を狙ってみた。きれいに撮れております

 街の何気ない風景を撮るのもいい。

photo QX10
photo QX10
photo QX100 タッチAF使用

 特定の場所にピントを合わせたい、ピントをカメラ任せにしたくないときはタッチAFを使う。するとこんな写真もちゃんと撮れる。

photo QX10にて、赤とんぼを30ミリ相当で撮影してみた。このクオリティはハイエンドデジカメにしか出せません
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