シグマは6月25日、RAW現像ソフトの最新版「SIGMA Photo Pro 6.0」のダウンロード提供を開始した。
新バージョンでは新製品「SIGMA dp2 Quattro」のRAWデータ(X3F形式)に対応したほか、各種新機能の搭載、描画速度の向上などが図られている。新バージョンにて対応ならび新実装された機能は以下の通り。
「SIGMA dp2 Quattro」
- SIGMA dp2 QuattroのRAWデータ(X3Fファイル)に対応しました
- メインウィンドウのサムネイル表示の高速化を図りました
- 画像の調整結果をサムネイルに反映するように変更しました
- 編集メニューに調整値の設定一括変更機能を追加しました
- 調整パレット、表示ガイドのサイズ変更や、レビューウィンドウへのドッキングが可能になりました
- 表示ガイドに座標位置、RGB値を表示できるようにしました
- 表示ガイドにルーペロック機能を追加しました
- 表示ガイドにカラー、モノクロのサムネイル切り替え機能を追加しました
- フリンジ除去の色相スライダーがキー操作に対応しました
- カラー調整を微調整しやすいユーザーインターフェースに変更しました
- 画像調整のUndo、Redo(取り消し、やり直し)機能を追加しました
- 表示画質優先モードと表示速度優先モードの切り替えが可能になりました
- モノクロームモードに周辺減光効果機能を追加しました
- モノクロームモードに調色機能を追加しました
- SIGMA dp2 QuattroのRAWデータ(X3Fファイル)のみに対応した機能
- 1つのX3Fファイルにカラー、モノクロームそれぞれ3つの調整グループを保存できるようにしました
- ホワイトバランスに色残し(オート)と色温度補正機能を追加しました
- カラーモードにサンセットレッド、フォレストグリーン、FOVクラシックイエロー、シネマを追加しました
- 画像のアスペクト比を変更する機能を追加しました
- 出力画像のサイズにSUPER HIGHを追加しました
- 白飛び軽減機能を追加しました
なお、新バージョンはQuattroならびにMerrillシリーズ、およびSIGMA SD1用となっており、それ以外の同社製カメラについては8月公開予定のバージョン6.1にて対応する。
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