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» 2005年08月15日 14時50分 公開

LinuxWorld Conference and Expo――2日目

今回のLinuxWorldは、昨年より多くのハードウェアベンダーが参加し、展示も派手になっていた。この記事は故Herb Caen氏に敬意を表した文体でお届けしよう。

[Robin-'Roblimo'-Miller,japan.linux.com]

 サンフランシスコ(2005年8月10日)――LinuxWorldの2日目はベンダー同士の争いもなく終わったが、噂では、IBMがOpenOffice.orgの変更版をCDで配布したことでSunとの関係が悪くなっているという。昨年より多くのハードウェアベンダーが参加し、展示も派手になっていた。そして、サンフランシスコの偉大な新聞コラムニストだった故Herb Caen氏に敬意を表し、この段落とその他いくつかを3つのドットで結ぶとしよう……。

 今回は大手ハードウェアベンダーが参加していることについて、複数の友人が指摘していた。Intel、AMD、Penguin Computingその他、ストレージやブレードサーバなどの多くの大小ハードウェアメーカーの参加が特に目立ち、中には非常に大きなブースもあった。HPの展示とIBMの展示はどちらも、モニタやたくさんLEDが付いたラックがところ狭しと並べられ、あちこちに会社のポロシャツを着た説明員が立って、そのラックやこのラックが過酷な企業のサーバルームで長期間耐えられる理由を説明していた。

 一番目立っていたのは例の牛の乗り物――こちらの記事を参照――だったが、これに与えられる賞は用意されていないと思う。

 今回は、わたしが"ベスト・オブ・ショー"の審査員を務めなくなって最初のLinuxWorldだ。審査には時間をとられるし、選考手続きはどちらかといえば独断的なのだ。いずれにしても、今回わたしが聞いた受賞第一報はScalixとLTSPだった。ほかの受賞者もプレスリリースで発表するだろうし、それらはLinuxWorld "Virtual Press Office"に転載されるはずだ。記者がプレスリリースをまとめなおすまでもなく、ページを直接参照すれば受賞(とその他のLinuxWorld PR情報)を見ることができる。いずれの受賞者も、各分野のトップであるとわたしは確信している……。

 わたしの"大成長記録"集からの一枚。この大きな丸い看板は、MySQL社のブースの上にかかっていた。

mysql

 思い起こせば、MySQL社がまだ人当たりのよいMonty氏とDavid氏の2人だけだったころ、2人はLinuxWorldなどのイベントにやってきて、人々に話しかけていたものだった。

 いつか、PostgreSQLにも専用の大きな展示を行う日がくるだろう。そのときは、プロジェクトマーケティングリードのJosh Berkus氏(下の写真)は喜ぶに違いない。

josh

パネリスト側から見た報道陣

 いつもなら、わたしはプレス向け発表の場で報道陣の席にいる。だが今回は、ブルース・ペレンス氏が年2回行う「State of the Open Source Union」プレゼンテーションでパネリストを務めた。この写真はパネリストから見た報道陣だ。そこで質問、彼らはプレゼンテーションを聴きに来ているのか、それともスポンサーのプレンティスホール出版から提供される無料のランチが目当てか?

press

 一方、同じ時間帯に隣の部屋ではMicrosoft Linux Labマネージャーのビル・ヒフ氏が「みんなで協調してやっていこう」メッセージを発信していた。このセッションについては、eWeekのPeter Galli氏によるこの記事を読むとよい。

直前の追加:この記事を発表する直前に、HPのマーティン・フィンク氏からの新しいニュースが入ってきた。同氏は、SunもIBMも独自のオープンソースライセンスを使うのをやめ、GPLか同様の100%フリーライセンスに移行すべきだと話している(関連記事参照)。進め、Martin!(詳細はSlashdotを参照)

お食事はここで!

welcome

 友人のClay氏とわたしは、12人のグループと一緒に夕食に出かけたが、みんなが行ったヌーベルアジアン"フュージョン"レストランには2人とも手が出なかった。あまりにも高すぎるのだ。それに、中華料理で有名なこの地域で、メニューを説明してもらわなければならないような店にわざわざ行く気がしなかった。二人とも中華料理は大好きなのだ。そこであちこち歩き回っていたところ、上の写真の場所を見つけた――明らかに手作りの看板だ……。

 中華料理ではないが、Tad'sステーキハウスは勤労タイプの人間の勤労タイプの予算にぴったりだ。わたしたちは、列に並んでいた2人の警官の後ろに並び、その店にいた人たちと冗談を言い合った。Clayが旅行中の婦人とその子供たちの家族写真を撮ってやった。そういう雰囲気の店だ。その婦人はお返しに、Clay氏のカメラでわたしたちの写真を撮ってくれた……。

食事中

 わたしたちはおいしいステーキを食べ、満足して帰った。ビールも入れて2人分で32ドルとはすばらしい。Tuxのステッカーが付いたラップトップケースを持ったHPの人たちも、Tad'sステーキハウスの料理を楽しんでいた。

経営者たちへの教訓。愛情と尊敬を持ってLinuxユーザをもてなせば、売り上げは上がるだろう。

(大手コンピュータメーカーもこの教訓に耳を傾けてほしいものだ)

最後に(今夜はとても疲れたのでこの辺で記事を終わりにする)、LinuxWorldの会場であるコンベンションセンターの男性用トイレに貼ってあったステッカーを紹介する……。

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